第45話 『変態が出来上がってしまいました。放って置けません!』
<クリス>
疲れた~
めちゃめちゃ疲れた~
だって~!!
ミアを縛って動画と同じように股縄を通して動画でやってるように何度か縄を引っ張った結果
『ミアは白目を剥いて口から泡を吹いた瞬間、クジラの潮吹き見たくおしっこを盛大に吹き上げちゃった!!』
人間が蟹さんみたいに口から泡を吹くなんて私初めて見ちゃった。
レイラなんて
ミアが白目を剥いて、口から泡を吹いて倒れちゃったのをみてパニック
携帯を出しながら
「クリス~救急車!!早く救急車を呼ばなきゃ!!」
って携帯で電話をしようとしてたから
「レイラ待って!待って!ミアが全裸で縛られてる状況で救急車呼んでどう説明するつもりなの?一旦落ち着いてレイラ」
って携帯を掛けようとしていたレイラの手を止めたわよ
「ミア死んじゃったの?」
ってレイラがアワワワとパニ食ってるから
「峰が上下して息しているみたいだから大丈夫・・とは思う・・一応心臓の音聞いてみる」
うん!!
心臓の音!!
聞けば・・生きてるよね!!息もしてるみたいだし
そう思って床に倒れているミアの胸に手を置いた私
でも・・心臓の鼓動が・・解らない・・
『死んでは居ないわよね?』
あ・
ミアのお胸柔らかい・・
ぷにぷにして・・
いけない
いけない
こんな事してる場合じゃ無いわ
今度はミアの心臓の当たりに耳をくっ付けて心臓の音を聞く
『ドクッ』
『ドクッ』
『ドクッ』
『ドクッ』
『ドクッ』
・・・
「レイラ~ミア生きてるよ~気絶してるだけみたい」
って言ってあげたら
私の横で心配そうに立って見ていたレイラは
ヘナヘナヘナ~
ってその場にへたり込んでくる
レイラって、年上のお姉さんって思ってたけど、私と同じ高校1年生で同い年なんだなって思っちゃったわ。
私はミアが起きるまでその場でミアを抱えてて
レイラはミアの撒き散らしたミアの聖水?をバスタオルで拭き取ってお掃除
ミアの意識が戻った後が大変だった。
縛った縄を解こうとしたんだけれど
「イヤ~~イヤよ~~このままが良いの~~」
って結局・・
そのまま縛ったままで
レイラの行き付けのお寿司屋さんで買って帰った
『オードブル容器に一杯詰めてくれた握り寿司』
を3人で食べさせあいっこ
当然ミアは後ろ手に縛られて首輪を付けられたままだから私とレイラが交互にミアに食べさせたわ
そして
首輪をつけ全裸で縛られたままのミアを
『御トイレ』
ちょ~っと恥ずかしかったけど・・
ミアが首輪に繋がれた鎖で引かれながら犬のように・・・
う・・
私の趣味じゃ無いからね?
ミアが動画見て私もしたいって言って・・・
完全な変態が出来上がっちゃった・・・
そして
『お風呂』
と連れて行って全身をレイラと私で拭いてあげて今やっとベッドまで連れて帰って来た所
ミアは疲れたみたいで
縛られたままグッスリ眠っちゃった。
そんなミアを見ながら・・・
「レイラこの変態どうしよお?このまま放置してたら大変な事になっちゃうよ?」
「私もそう思う・・誰かに悪用されたら何処までも落ちて行っちゃう感じよね」
「だよね~この変態を野放しにしてたら何が起ころか解らないわよね」
私とレイラの意見は一致
『変態に進化したミアを放ってはおけない!!』
「レイラ~ミアって最初日本の事を調べるつもりでインターネットで検索してたんだよね」
「そうそう、インターネットで日本の事を調べてる内に変なもん見つけちゃったんだよね~」
「じゃ~最初の目的を体験させてあげて、少しづつ更生させちゃうってのはどうかな?」
最初のミアの興味は日本の事を知りたかった事
タダ・・
違う物を見つけちゃったダケ!!
それを私とレイラが体験させちゃったから・・
『ミアの隠れていた性癖を私達が開花させちゃった』
「そ・・それ良いわね!!私、お茶とか着物とか華道のお免状持ってるのまずはお花とか経験させてみるのも良いわよね」
「レイラってめちゃめちゃお嬢様だったのね」
「あはっ・・モデルの仕事とかで色々とお付き合い有ったから仕方なくね・・」
うわ~付き合いとかで色んな所に出なきゃいけなかったとかかな?
何かレイラって住む世界が私と全然違うな~
「レイラ・・お花とか着物や茶道やらせて更生させるってのは良いんだけど、このまま放ってはおけないでしょ?あの子私と同じような環境だし・・・」
「クリスは何か良い考えとか有るの?」
良い考え・・
そう・・
「レイラ・・あのさ・・」
「何クリス改まって?」
私は思った事をレイラに伝えた・・
「ミア買わない?」
つづく・・・・
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