第43話 『治まれ俺のピー~反応するんじゃねぇ~!!』

<レイラ>


クリスと私は万sにょんに帰った途端に玄関に腰を落として座り込んでしまってた。

ただ一人を除いて!!


そう


『ミア・ラミレス』


ただ一人、元気一杯に


「ハヤク・ハヤク~~シバッテクダサイ~~!!」


何処からそんな元気が出て来るんだミア?

台車に積んだ目一杯の縄を部屋に運び入れ


「ミアちょっとだけ休ませて、コーヒーを入れるから一息つかせて」

「レイラ~私も何か飲みたい」


クリスは甘えるみたいに俺に手を伸ばせてちょっとだけ抱き締めて来る。


その仕草にちょっとだけ


『ドキッ』


っとしてしまう俺

最近・・少し・・・可笑しい

クリスが来るまでは・・


一人称は


『私』


だったのに!!

『俺』・・って自分の事を言い始めている自分にちょっとビックリ

それに・・


『アソコが・・ギンギンに反応する時が・・』


今まで反応なんてした時なんて無かったのに・・

どうしちゃったんだろう


『反応しちゃダメだ!』


『反応しちゃダメだ!』


『反応しちゃダメだ!』


平常心!!


平常心だ!!


「コーヒー飲んでちょっと落ち着こうね」


って言って早速コーヒーを沸かし、籠一杯のクッキーをテーブルの真ん中に置く

2日前まで、この部屋は私一人だったのにクリスが・・


今日はクリスがミアを連れてきちゃったし・・・

よりにもよって・・


『俺の奴隷になりたい』


って・・

そんな彼女を彼女のお願いで縛ろうとしている・・



う~~~

意識すると滅茶滅茶緊張して来たじゃん!!

コーヒーを一気に胃に流し込む俺


うわぁ~余計に興奮してきたじゃないか!!

『落ち着け私!!』


そうだパソコンと緊縛のDVDの用意しなきゃ!!

あ・・でもリビングに100インチの液晶テレビ有るからアレに移せば良いからノートパソコンは持っていかなくても良いか!!

じゃ~DVDソフトだけで良いな!!

『DVD見ながら縛り方を見てやらなきゃ解らないからな!!』

そう思って、DVDソフトを物色


縛り方の例になるような物が良いから・・

そう思いタイトルを次々に見て・・


『緊縛・初めての縛り方』


おお~コレ良いんでね?

丁度俺にピッタリの題名じゃん!!


って事で『緊縛・初めての縛り方』のDVDソフトに決定!!


んでもってリビングに帰り液晶テレビを付け、DVDにソフトを投入し

「ミアじゃ~やるよ。ビデオの通り縛って行くね!!」

って言うと

「ハイ・ドキドキデス・ワクワクシマス」

ってハイテンション


どんな画像が出るのかな?

そう思って俺は100インチの液晶テレビ画面を凝視


始めは可愛い制服の高校生風の女性が学校の中で清楚な感じで授業を受けていて・・

そして下校・・

その高校生がマンションに帰り制服を脱いで全裸に!!


その高校生の女性は全裸になると全身を亀甲縛りに緊縛されていた

それを見たミアが



「あ~~んっ」


っと吐息を漏らす


『ナレーションと共に縛り方の動画が始まった』


俺も

「じゃ~同じように縛って行くね」

って言って制服の上から縄同じように縛ってゆこうとしたが・・・


「チョットマッテクダサイ・アノ・ドウガのヒトハ・ハダカデス・ワタシモ・オナジニ・シタイデス」


って突然脱ぎだしたミア!!

俺は慌てて


「ミアは脱がなくても大丈夫だから!!」


って必死で止めたんだが・・・

「ワタシモ・アンナフウニ・ゼンラ・デ・シバラレタイ・デス」


ってあっという間に制服と真っ白なブラとパンティを脱ぎ去って液晶画面の女性と同じポーズを取るミア



うをぉ~参考にする動画ミスっちまった~~!!

俺の下半身反応しちまったじゃないか~~!!


『治まれ俺のピー~反応するんじゃねぇ~!!』


つづく・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る