読む機会があったものの読めていなかった。そのことを読み終わって酷く後悔した。あぁ、もっと早く読めばよかった、と。自分らしさ、個性、そういったものがテーマになっているこの作品は、学生のみならず多くの人に響くだろう。今もなお、自分というものがわかっていない人に、この作品が届きますように。
登場人物のアイディアがまずすごい。そして、何人も出てくるのに全員を読者が把握できる。短編ならではのテンポの良さに、きちんとテーマが詰まっている。余白を残す描写が、読者に解釈な余地を与えてものすごく良い…