悪魔の力を宿したら金髪美女と一緒に戦う羽目になった件

帝国議会議員

プロローグ

 俺の名前は北宮江星《きたみやこうせい》特にこれといって特徴のない平凡な高校生である。別に引きこもりではないし、成績も別に低くない。

 そんな平凡な学生である俺がどうしてこんな目に会わなければならないのだろう。

 


「何ボーッとしてるのよ!奴らがきてるわよ。さっさと立ちなさい!」



 目の前にいるのは金髪の美女。美しい見た目に反して恐ろしい女だ。そして目の前には大きな羽が生えている人型の巨人。



 こんな非日常的な日々が始まったのは今から約3ヶ月前に遡る。

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