3.魔法学園
「ねぇ、あれって」
「えぇそうだわ。アレス様よ」
「かっこ良すぎますわ。見惚れてしまいます」
「話しかけてみたらどうです?」
「い、いえ。私には釣り合わないわ。アレス様は王女様とでって決まっているもの」
「そうとも限りませんわ。アレス様は王宮魔法士として旅立ったと聞いたわ。すなわち今のアレス様は独り身という訳よ」
「で、でも。王女様に叱られるわ」
「恋とは戦よ。王女様でもなりふりかまっていられないわ。アレス様を狙っている子も沢山いるわ。今行かないと一生損するわよ」
「リリカはいいの?」
「私はいいの。セーリアさえ幸せになってくれるなら私は満足よ」
「リリカ...」
「セーリア...」
「わかりましたわ。リリカありがとうございます。私頑張ってみます!」
「えぇ。頑張って」
私アレスは今魔法学園に来ています!門を潜り桜が舞う道を歩き、たくさんの人々で賑わっています。学園生活にワクワクが隠せず上機嫌で歩いていると1人の少女に声をかけられました。
「あ、アレス様っ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます