起伏に富んだストーリーと、特殊な設定に、個性のあるキャラクター。飽きさせずに最後まで読まさせていただきました。感謝!
地上はテンプレファンタジー世界、海中にはレトロフューチャー感もある超科学の都市。正直それぞれの要素には既視感しかありません。しかしこの二つが結びついたとき大きな謎が浮かび上がり極めてユニークな物語が紡がれるのです。
先が読めない展開がいい。ただ、主人公が若干ポンコツ臭がするので帰還の際に「すぐに戻って、迎えにくる」と約束した仲間たちを忘れてしまわないか心配になる。
木刀10万回振って俺最強的なそういうテンプレな小説かと思ったら、液体金属使いとか海底都市とかめちゃくちゃ斬新な設定でした。ファンタスティック小説家の名前は伊達じゃないですね。海底の息苦しくなるような展開もgoodです。続き楽しみにしてます。
これは貴重なタンパク源です。このネタぶち込んでくるなら絶対面白くなるの確定。だけど大きなところから何か来ないか?