星剣使いにして天剣の王~岩から剣引っこ抜いたら始まる冒険譚~
田仲らんが
◆【第1部】◆:────〈星剣開放篇〉────
☞【The Start of Story】:~《ファースト・プロローグ》~
「──オイオイ、
なんでこんな
それは、ある日の早朝のことだった。
俺は日課であるランニングを終え、いつも通り近所の
なぜ、
そして、剣の修行をしている最中、ふと
毎朝見ている光景に、なにか違う物が──、"異物"が
すると、俺から
─────アレは………"剣"、か……?
そう、抜き身の剣があったのだ。
それも、巨大な
もちろん、
すぐに近づいてみる。
そして、近づいてゆくにつれ、
───これは…………すげぇな。
とんでもない
その剣は
青空の
それはまるで、
そんな
「──というか、
なんでこんな
少なくとも
だがしかし、俺が知る
ということは、
それも、"何らかの
……しかし、それよりも、
「これは……、
本当に、
美しいな……」
俺は思わずその美しさに
すると、次の瞬間────
〖──ふふんっ、
お
わかっているのだっ!〗
「うぉあっ!?」
それに
な、なんだ……っ!?
急に、声が聞こえた……?
それも、
俺が
〖……むぅ?
何を
お
「……へ?
も、もしかして……本当に剣が
そ、そんな
そう、ありえないハズ、なのだが────……
〖ふふんっ、
そうなのだ!
よろしくなのだー!〗
「は、はぁっ!?
ままま、マジか!?
本当に剣が
オイオイ、マジかよ……。
これは
俺は
「お、お前は、一体
緊張からか、
すると、
〖
とは
ふぅむ。
──まぁ、そんなことはこの
まずは
ここは
「えぇ……?
──うし。
なら、お前を抜いたら教えてくれよ?」
〖…………ふふんっ、分かったのだ!
もしも抜けたら教えてやるのだ!〗
「よし、決まりだ。
行くぞ───!」
そして──────
「ほれ、抜いたぞ。
これでどうだ?」
お、おぉー……。
もっと重いかと思ったんだが。
すると、
〖………………まさか、本当に抜けるとは思わなかったのだ……。
──これはすごいことなのだ!
運命の出会いなのだ!!〗
「運命の、出会い……?」
〖そうなのだ!
しかし、結果はこうして抜けたのだ!
これからよろしくなのだーっ!〗
「は、はぁ!?
なぜか引き抜いたら勝手に
……まぁ、あんな
それにしてもあんまりだろ!!
「──お、おい!
っていうか、
〖……?
でも、
「そ・れ・は!
お前が
〖ふふんっ、それより、とっととお
「お前さっきから俺の
こ、コイツ……っ!
引き抜いたら勝手に
もう、メチャクチャだぁ……。
「〖それで、お
「はぁ、……………………『アスト』だ」
「〖──!
あすと、あすと、あすと……───あすと!!
うむ! とてもイイ名をしているのだ!
気に入ったのだーっ!〗」
「ぉ、おう、それは…………ありがとよ。
──んで、お前は?」
「〖ふふんっ、
〈
俺の手に
〈
すると、目の前が
結果、一時的に
「──っ!?!!
な、なんだ……っ!?
なにが──────!」
俺は突然のことに手元の剣をを
やがて、
「ふふんっ、これで
────あすとっ!」
その声に
最初に
──そして、コチラに
────────はぁああああああああああああーーーーーーっっっっっっ?!!!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます