第25話 いつもそうだ!

怖気付く菜々子がそこには居た。

電話を取れない!かけられない!研修の予約を入れたところで往復出来るのだろうか…

長い長い6日間…直ぐなようで長い1週間。


菜々子、、、、直ぐだよ思い出になってるから頑張って電話しろよ!予約入れろよ!

前に進みたいなら 菜々子、、、、ね。

電話します…。


予約を入れた、、、、梅雨入りしたよな…

バスを乗り継ぎ研修へ行くことになった菜々子の感情は複雑でぶつけようのない不安が過ぎる。通うだけ…ただ通うだけ…何度も言い聞かせる。

頑張るしかないかな 菜々子には誰にも打ち明けることが出来なかった。

この不安を…医者にさえ言えない不安、、、

吐き出してしまえば楽になるのに…


弱音は吐きたくない それは菜々子自身を苦しめる結果に繋がる事だった。

もう少しで想い出に変わるから、、、、

今を乗り越えて!自分を励まし続ける菜々子が居た。

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