第22話 生き方

[厳しそうだから]とか[簡単そうだから]

ではなく[納得できるか出来ないか]で前に進みたい菜々子は そのままの菜々子で生きてきたが 少し変えていこうと考えていた。

菜々子が誰かのために生きなくても その誰かは不幸にはならないだろう…。

捨てるもの これから必要なものを真剣に考えた菜々子が出した結果は[今やらなければいけないこと][今しか出来ないこと]を

最優先するべきだと…。


もっぱら間違いではない。

菜々子は寂しさに耐えられなかったのだろう

考え方を変えるだけで 未来がみえてくる。

今までの重みがスっと取れる瞬間[今を生きる]明日のことを考えるのではなく 明後日のことを考える。


菜々子には菜々子の人生があるから貫こうと決めた 誰かのため…それ等を捨て去るのではなく それは菜々子の人生において必要だから 社会貢献に役立つようNPO法人の会社に務めている。


仕事でも私生活でも菜々子は自由だった。

何故 人生感について考えているのか…

それは…もう私の開かれないお腹…一昨日

下血あり。来月は検査の予約も入っているが

菜々子には行かないという選択があった。

これ以上の悩みとか 自問自答は生きる上で不必要なものだと感じたから…。


もちろんこの先 一人で生きていこうという訳では無い。皆んなの意見を取り入れて

前に進めようと思っていた。バラバラでは

回るものも回らない。回らないのではなく

回さない 若しくは回す気がないのだろう…

そんな職場を変えるべく やる気に満ちた毎日になるだろう…夜勤に入るのは15日に決定!この際 最年少の私は上へ上へと登っていく気がしてならない。

さすがに自転車通勤は梅雨の時期 大変だと思う。それも自分で決めた道!


ストレス食いが始まった菜々子…

ストレスだから太れない!コンビニを目の前に散歩してこようかな…そんな余裕もできた。認めてくれなくていい周りの評価は菜々子にとって重要なことではなかった。

できる限りのことをやろう!そう決めた菜々子は 早速 明日の会議に参加する。


そして菜々子に与えられたビチビチに詰まったスケジュールとは…その後の日々がどうなっていくのか想像もつかなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る