第1章 第1話 レティシア・クヴァント

 この7つに別れたは、それぞれ地形が異なっていて、そして7つの世界達で暮らしている人々もまた長い年月をかけて地形に対応する身体からだへと進化していった。

 そしてこの7つの世界達の1つ人間が暮らしている世界『自然界しぜんかいラインドル』に1人の女の子が産まれた。その娘は『レティシア·クヴァント』と名付けられた。

 レティシアが産まれるとすぐに父親は旅に出てしまい、レティシアは女手1つで兄と姉と共に育てられた。

 5歳になったレティシアは剣に興味を持ち始め、ありとあらゆる古い剣術の本を読み漁り、10歳の頃にはを開発した。

 レティシアが開発した剣術は他人が習得しようと試みたが、世界で5本の指に入る剣豪でさえも、それを。何故なら、レティシアが作り上げた剣術は元からある剣を使用して剣術を行うのではなく、を行っていたのだ。しかも、レティシアと同じ血が通っている家族でさえ、習得はできなかった。

 そして半年後には誰も習得不可能な剣術として瞬く間にラインドル中に知れ渡った。

 そのうちレティシアは剣神けんじんと呼ばれるようになり、多くの者には尊敬の念を抱かれ、一部の者には憎悪を抱かれた。

 レティシアは剣術が完成した後も古文書を読み漁った。すると、一冊だけ他の古文書とは違う奇妙な本が出てきた。

「なんだろうこの本?」

 不思議よりも興味が勝ってしまい、レティシアはその本を開いてしまった。

 その時、一瞬目の前が真っ暗になったかと思うといきなり目の前に見知らぬが現れた。すると男は

『コノ本ヲ開キシ者ヨ、ソナタハコノニ散ラバッタ流星剣ノ欠片ヲ集メ、再ビ1ツノ世界ニ戻スノダ』

「あなたは誰?」

『我ノ名ハゼウス。人々、神々双方ヲ守護・支配スル全知全能ノ神デアル。』

 この出会いがレティシアの運命を大きく変えることになる。

 -----------------------------------------------------------

 あとがき

『数多なる世界と天翔る流星』を読んでいただきありがとうございます!作者の浅葱 星垂と申します。正直、あとがきで何を書けばいいか分かりませんが、とりあえず今後の事について話したいと思います。更新の頻度ですが、未定となっております。もし、更新する日程が決まりましたら、近況ノートの方でお知らせ致しますので、良ければ引き続き読んで頂けると幸いです。あとがきがものすごく堅苦しくなってしまったので次回からはゆるーく書ければと思っております(笑)

 それではまた次の話でお会いしましょう。


 良ければ、コメント・評価・フォローをよろしくお願いします!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る