VirtualSurviveOnline【のんびりプレイしていたかった。ずっと】

ゼロ

はじめに VSOと俺


















「よし。これでやっとだな」


額に浮かべた汗を手の甲で拭いながら歓喜の


声を上げた。


苦しみもがいて耐えてきたボイズンハークの



毒攻撃。最後に嫌なものを残してしまった自



分を悔やむが、今となっては痛くも痒くもな



い。あのクモの麻痺攻撃より、自分をひっぱ



たいて耐えた眠り攻撃よりも辛かった。



なんの話をしているかというと、ゲーム内の



スキルLevelの話をしている。



今日すべてのパーツを揃えることができた。



やっと完成品だ。



すべてのスキルをLevelMAXに



することができた。一つだけLevelMAXにし



てもだめなのだ。人の人形を作れと言われて



腕だけ作ってもだめだろ?同じことなのだ。



ゲームの中でも苦しむのは正直気が進まなか



った。現実でもそんなにいいことはないって



いうのに。一つのスキルをLevelMAXにする



には一ヶ月半はかかる。それをすべてMAX



にするには、途中で投げ捨てない忍耐力。ゲ



ームの中でも苦しむ覚悟ができたものにしか



できない。生半可な覚悟では続けれないこと



を身を持って体験した。


あ!ごめんごめん。つい喋り過ぎたよ


ん?なんていった?なんのゲー厶かって?



それ今から


       説明するってば!


…コ……コホン




このゲームはVirtualSurviveOnline。今や若者



の半分はしているっていう人気のゲームさ。



ゲームの製作には10年かかったらしい。今



だと13年前になるかな。Virtualの技術が世



の中に出回る前の話だ。このゲームの製作の



第一人者である高松義重さんを中心に作られ



たらしい。なんで10年もかかったかって?



だってこのゲーム。マップが広すぎるんだも



ん。それにいろいろな要素がありすぎるから



だよね。3年前に発売されたのだが俺は事前



登録で油選100名様に選ばれてテストバージ



ョンからプレイをしている。付属でついてき



たVirtualカメラを今でも大切に使っている。



まぁそんな感じで、新感覚のゲームでありな



がら、ゲーム発売当初3年たった今でも



莫大な人気を誇る



MMORPG、VirtualSurviveOnline。世間では



VSOと呼ばれている。










ぜひコメントや星などの評価お願いします!

これからもよろしくお願いします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る