空洞に穴を穿つ
淡島かりす
1.まずはタイトルを決める
つい先月まで社畜が世の不条理に負ける社畜エッセイを書いていたのだが、コロナのために仕事が少なくなり、書くことが減ってしまった。減ったところで仕事を増やせる立場でもなければ、何も書かないエッセイを放置出来るほど図太くもないので、唐突に完結させた。
心機一転、こちらのエッセイでは社畜縛りは辞めて、日々思いついたこととか思い出したこととか書いていこうと思う。
さて、始めるにあたって困ったのはタイトルである。
エッセイ以外を読んでくださっている人はわかるだろうが、私はタイトルとかキャッチコピーを作るのが不得手なのである。「お空からタイトル降ってこないかなー」とか他力本願も突き抜けた何かで毎回タイトルを付けている。
前のエッセイは、まぁそのままの内容で良かった。しかし今回は特にエッセイのテーマがない。「かりすの頭の中」みたいな、ラジオ番組を彷彿とさせるタイトルを付けても良いのだが、多分書いている本人が後々嫌になる。かといってあまり凝りまくったものをつけるような内容でもない。間違って「illusion note」とか付けたあかつきには、我に帰った時に七転八倒しながら顔を真っ赤にして削除すること請け合いだ。
そんなことを考えながらドーナッツを食べていたら、その穴と目が合ってしまったので、とりあえずはこれをタイトルとする。つまり何をしたいかよくわからないエッセイという意味である。暇な時にでも読んでいただけたら幸いだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます