とてもちいさな読売ジァイアンツの実話
Tomoka Kaneko「英語表記」
第1話 昔ばなしの実話
一行かいて下書きにしただけで、いいねがつくため、避暑地に移動したうえで事実を再び連ねているが、かつて祖父は読売ジァイアンツのオーナーだったのだ。
二子玉川が更地で高島屋に趣味で出資したころ、JCGLだのといったのがつきまとっていまだこびりつき銀座の三菱銀行だのみずほのまわりにアートをさけびFacebookまでいまだつきまとう、ひとたちのことは私は知らない。
首がとんだ鳥越がまたデジタルハリウッド株式会社に名前をならべ、もう、TSUTAYAもCCCも私とは関わりあうことはないし、縁がないからである。
さて、昔ばなしになるが、読売ジァイアンツのオーナーだった祖父は二子玉川の読売ジァイアンツ二軍選手に何度も飯を奢っていた。
スエヒロステーキ屋で、である。
しかしいっこうに品がよくならないプロ野球に嫌気がさし、次に祖父は趣味で二子玉川に遊園地をつくりときおり散歩をしながら眺めていた時、兄がコーヒーカップに乗りたいといいだし、遊園地ではしゃぎだすと、祖母と母に兄をみはっておくようにつたえ、祖父は
二子玉川で現金をおろしてくると、遊園地の支配人にゲンナマをわたし、借り切りは可能ですか?とたずねた。
即座にとても小さかったこの遊園地は閉園となり、兄はうかれ、コーヒーカップからいっこうにおりてこようとしなかったので、祖父はいくらでものりたまえ、とだまって仁王立ちしていた。
祖父はおまえものるか?というので、私は
結構です、結果がみえている、というと、
知香はほどほど、ものごとの程度の問題を獲得できているな、と、ニタニタわらいながら、
ま、どうなるか、見届けよう、と言い出した。
母は富士でも調子にのるととまらない兄をよくしっていたため、思い知るがいい、とこれまたニタニタしていると、父も、いいお灸になるな、これは、とニタニタするなか、兄だけひとり、コーヒーカップの中で浮かれ続けて何周したころだっただろう...
兄は目がまわり、ゲーゲーゲロを吐き、泣きじゃくりだした。
乗り物酔いします、気をつけて、と大きく看板にかいてあるのに、ハンドルを握りしめて、ひとりコーヒーカップのなかではしゃぎ
のたうちまわりゲーゲーになりなきじゃくった兄をカタカタ揺れたコーヒーカップにたとえても、香川も学べず、糸井重里は砧公園でまでどこのこかわかはない犬大会をやり世田谷に嫌気がさしてネットをきって掃除をおえ、眺めてみれば今度は手作りマスク大会?
飽和してますよ、供給。
私がプロ野球を見ることは今後だんじてない。
ここのやらせでドラゴン大会まではじめ、
日テレの中もめちゃめちゃではないですか。
株主、読売。
チーン。母に祈りを捧げながら、今日も祈ったる。
みあげてごらんよ、鱗雲だよ夜空が。
1:50 2020/5/8
とてもちいさな読売ジァイアンツの実話 Tomoka Kaneko「英語表記」 @writeEN
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。とてもちいさな読売ジァイアンツの実話の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。