ステータス
「すてー……た……す?」
頭の中に直接声が聞こえた直後目の前に何かが写った
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桜井溟
レベル2
職業︰βテスター
状態:再生中
HP:10/50
MP:10/10
STR5
DEF5
DEX5
AGI5
VIT5
LUK5
SP10
スキル【痛覚耐性】【恐怖耐性】
ユニークスキル【再生】(βのみランダム獲得)
称号
なし
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「なに……これ……」
RPGの様な画面が目の前にある
「れべる? βてすたー??」
すると腕の痛みがないことに気づく、右手を見ていると血が止まっており、皮1枚繋がっていたのが骨が伸びて繋がりかけている。
ゆっくりだが確実に治ってきている
「うわぁ、気持ち悪い」
(あれ?痛みが無い、怖かったのが落ち着いてきてますね、これがスキルのおかげですか?)
ステータス画面はそのままの状態なので、左手で触れるか試してみる
「まずは、職業のβテスターかな?入口でβダンジョンって言ってたから」
職業を触ってみると
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βテスター:βダンジョンに挑戦する者の職業(この職業は引き継がれません)
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「何だろう分からない、引き継ぎってなに?まぁ、いいや、他も見よう」
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痛覚耐性:痛みが鈍く成る
恐怖耐性:どんなに怖くても怖くなくなる
再生:傷を負うと再生する、千切れても断面をつけたら再生される(βダンジョンのみクリア後消滅)
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「ふーん、やっぱりスキルの影響でこうなってる訳ですね」
腕を見てみると骨がくっついており、既に皮膚が再生されている。だが
「元の肌になるんじゃなくて傷跡になるんですね、腕が無くなるよりかマシですか」
(この年で傷物ですか、笑えないですよ)
ふと、バケモノの方を見ると姿が無く、横たわっていたナニカも無くなっている
「!? まだ生きてた!? どこに行ったの!」
ここは一本道だから見落とす筈が無い、周りを見渡すとバケモノがいた場所に何かが落ちている
「何ですかあれ?」
立ち上がろうとすると
パチャッ、ベチャ
「あっ、」
(忘れてた)
漂うアンモニア臭、下着とスカート、靴の中まで浸透してる
「どうしましょう」
(ほんとにどうしよう)
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