第1話、プロローグ

その日の夜の天気は大荒れだった。


雨、風が強く、さらに雷まで鳴っている。


バイトで帰りが遅くなってしまった俺は急いで家に帰っていた。


『結構遅くなっちゃったな、急いで帰らないと。』


『それにしても今日は嵐だな。』


そんな事を思っていた俺は、雨に打たれながら走って家に帰っていた。



しかし次の瞬間雷が大きく鳴り、不幸なことにその雷は、俺に向かって落ちてきた。


俺は意識を失ってしまった。。。




___________________________


目が覚めるとそこは病院のベッドの上だった。  


俺は奇跡的に無傷で済み、特に身体に問題は無さそうだった。


隣に人の気配を感じて、その方向を見るとそこには、俺の幼馴染である日向 風香が心配そうにこっちを見ていた。


俺の視線に気付いた風香は俺に近づいてきて、『私の事分かる?』と聞いてきたので、俺はちょっとした悪戯してやろうと思い、こんな事を言ってしまった。


『ごめん、君の事覚えていなくて』


そうすると風香は、一瞬悲しそうな顔をした。


が次の瞬間こんな事を言ってきた。


『私、晴樹の彼女の風香だよ!』


『................えっ?』


まさかの反応に俺は引くに引けない状況になってしまい、そのまま風香と接するしかなくなってしまった。


そして退院した日の翌日から、風香はこれでもかという位に俺に甘え始めてくるのであった。。。


え、風香って俺の事こんなに好きだったの!


どうやら俺は風香の彼氏になってしまったらしい。


そして俺と風香の甘々すぎる毎日が幕を開けた_______




……………………………………

読んで頂きありがとうごさいます!


この作品はファミ通文庫大賞に応募予定の作品で、もし読んでみてちょっとでもいいな、と思って頂けたら評価、感想宜しくお願い致します!


これからもどうぞ宜しくお願い致します!!









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