第2話「担任と理事長」
「ピンポーン」
チャイムが鳴った。多分理事長が来てくれたのだろう、でも来るが遅過ぎる。
電話が来て30分以上も経ってから来た。
「ごめんね来るのが遅くなったちゃって」
「いえ、全然大丈夫です」
「ちょっと問題が起きてね」
「え、問題ですか!」
「こっちより軽い問題だから直ぐに終わると思っていたら、結構長引いちゃって💦」
「そうですか」
そんなことを言いながら
僕のベットに寝ていた香先生を見て
「香先生、大丈夫ですか?」
そう言いながら理事長が香先生を起こしていた。
キスをした事で罪悪感がめっちゃくちゃ襲ってきたのでキスしたことを忘れるために隣のベットに運んだのだった。香先生はお姫さま抱っこで運んだが結構重かった。胸がデカイからかもしれないな。
どんなけ揺すっても香先生が起きる気配がないので理事長は諦めたみたいだった。
「
そう言われたのできちんと1から説明をした。
「とりあえず玉緒君は
「はい💦」
「とりあえずその生徒は退学だな」
「な、なんでですか!」
「入学式の日に彼女作るなって言ったでしょ!」
確かに…
「玉緒君後これから君はこの学校の生徒との恋愛をしてはイケないからよろしく」
って言われたがその報いが香菜の退学だった。
「なんで香菜が退学しないと行けないんですか!」
「だって君は私と結婚をするからに決まっているからだ」
「は、ナニを言っているんだこの理事長は」
なんで勝手に理事長と結婚する前提の話をしているんだよ。そもそも叔母だから絶対35歳位だろ。でも顔は20代前半にしか見えない。でも母は40歳だから…
「もしかして私の年齢を勘違いしているんじゃないかな」
「私は20歳よ」
絶対嘘だと思ったがなんと母とは20歳差の妹だそうだ。今母に電話して確認をした。
「君は私と結婚するためにこの学校にきたのよ」
「君のボッチを直すためじゃなくて」
そんな話をしていると香先生が起きた。
「なんで玉緒君の部屋に理事長が!」
と起きた途端に驚いていたが、急に気絶したので先生を呼ぼうとしたら丁度理事長から電話がかかってきて…
「そうだったんですか」
「それは理事長ご迷惑をかけました」
「全然大丈夫ですよ」
そんな感じの会話をしていたが、急に理事長が怒り始めた。
なんだろうと思い理由を聞こうとする前に理事長から顔に平手打ちを食らった。
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