第5話「現実5」

 今日は入学式だけで終わりなので理事長室から出て直ぐに家に帰ろうとしたが、父からの電話来た。


 「もしもし」


 「玉緒父さんと母さんはこれから3年間海外に住むから後は叔母さんに頼んであるからよろしく。」


 「ピーーーーー」


 なにがよろしくだよあの親は、何を思って海外に3年間住むだよ。


 「これからどうすればいいんだよ」


 とりあえず家に帰るかそう思った矢先


 「ピロン」

 スマホがなった。

 なんだろうと思いながら開くとメールが来ていた。

 「追記」

 「家もう今壊してないから叔母の家に住んでね。」


 何でもう家壊しているの、

 てか、俺の荷物とかどうなってるんだよ。

 多分叔母の家にあるだろうと思いながら

今来た道を戻り理事長室にまた向かった。

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