かえる
気づいたら仰向けになって星を見上げていた。
記憶をなくすほど羽目を外して呑んだのかと必死に記憶の糸を手繰るものの頭に鈍い痛みが走りなかなか思い出せない。
帰らなきゃ…
石のように重い体を起こし立ち上がろうとするが足がうまく立たない。
明日から酒は控えよう。
頭はぼんやりしたままだが腕に力を込め何とかその場に立ち上がると目の前にふたつの光が迫ってきた。
あっ…
気づいたら仰向けになって星を見上げていた。
帰らなきゃ…
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