エピソード 1ー3
訓練の後、各々で汗を流してから、反省会を兼ねたお茶会をすることになった。身だしなみを整えたアイリスが中庭に向かうと、既にアルヴィン王子とフィオナが席に着いている。
アルヴィン王子は白を基調とした、かっこよさを前面に押し出した私服に身を包んでおり、フィオナはレースを使って可愛さを前面に押し出したドレスを身に着けている。
二人の髪が日の光を浴びて輝いている。
「アイリス先生、待ってたよ~」
「お待たせしました、お二人とも」
流れるように二人のあいだにある席に腰掛ける。
それと同時に、側に控えていたメイド達が主の前にお茶菓子を並べていく。アルヴィン王子にはクラリッサで、アイリスにはネイトとイブ。
そして、フィオナにはクレアがついている。
ちなみに、クレアはアイリスが連れてきた腹心だ。フィオナもそれは知っているはずだが、自分の側に置くことにまったく抵抗はないらしい。
おかげで、フィオナの行動はアイリスに筒抜けである。
(いくらなんでも信頼しすぎではないですかね)
信頼が嬉しくもあるが、それよりも不安になるというのが素直な感想である。アイリスがそんなことを考えていると、フィオナが口を開いた。
「さっそくだけど、反省会を始めよう」
「そういえば、そのようなことを言っていましたね。フィオナ王女殿下はなにを反省なさるつもりですか? さきほどの訓練ではしっかり成長なさっていると思いますが」
アイリスが小首をかしげる。
「それはもちろん、どうやったらアイリス先生を出し抜けるかを話し合うんだよ」
「……反省会とは」
向上心は素晴らしいが、反省会とはなんか違う。
アイリスがそう思うのと同時、アルヴィン王子が喉の奥で笑った。
「フィオナは相変わらずだな」
「むぅ、じゃあお兄様はアイリス先生に勝てなくていいの?」
「まさか、そんなはずはなかろう。だが、どうやって追いつくつもりだ? まさか、アイリスと同じように、複数の加護を得ようという訳ではないだろうな?」
アルヴィン王子が釘を刺す。それはまさしく、アイリスが危惧していることだった。精霊の加護は多いほど強い。だがそれは、力を使いこなせればの話である。
強い武器を何本も持ち歩いたからといって強くなる訳ではない、というのと同じだ。
だが――
「え、複数の加護? うぅん、私は無理かなぁ」
フィオナは思っても見ないことを言われたという顔をした。
「フィオナ王女殿下は、複数の加護が欲しいとは思わないのですか?」
「だって、アストリアだけでも使いこなせてないんだよ? それなのに、他の精霊の加護をもらうなんて出来ないよ。それに、そんなことしたらアストリアが悲しむじゃない」
「うぐっ」
アイリスは呻いて視線を逸らした。フィストリアに、私の契約者は浮気性だと嘆かれたことを思いだしたからである。
だけど――と、アイリスはフィオナに視線を戻す。
アイリスが複数の加護を得たのは前世――フィオナだった頃だ。そして当時の彼女は、自分が複数の精霊と契約することになんの忌避感も抱いていなかった。
(フィオナと私は、やはり違う存在なのですね)
アイリスはその事実を実感した。
それと同時に、自分を見てニヤニヤと笑っているアルヴィン王子の姿に気付く。自分が精霊に浮気性だと嘆かれたとき、彼はいなかったはずだけど――と、アイリスは首を傾げた。
「なんですか、アルヴィン王子」
「いや、見ていて面白い顔だなと」
「ぶっとばしますよ?」
「すまん、言い間違えた。おまえが思い悩んでいるようなので心配しただけだ」
「やっぱりぶっとばします」
「理不尽だな!?」
アイリスはそっぽを向いた。
だが、その内心では少し動揺している。
フィオナとしての記憶が混じってから、笑わない賢姫は表情豊かになった。それ自体は悪いことではないが、考えが顔に出るようになってしまったことは悩みの種だ。
だから矯正したつもりなのに、相変わらず表情を読まれてしまっている。
(いまのわたくしの表情、そんなに分かりやすいのでしょうか?)
アイリスは眉を寄せる。
「思ったことが顔に出ているぞ」
「ぐぬ……」
呻くアイリスに、笑うアルヴィン王子。フィオナが首を傾げていると、アルヴィン王子が「剣で勝てないなら、こうやって精神的に勝つのはどうだ?」と提案する。
「それでアイリス先生に勝てるのはお兄様だけだよぅ」
「というか、そんな理由で私をへこませようとしないでください、ぶっとばしますよ」
呆れるフィオナの後ろでアイリスが牙を剥く。
「なるほど、口で負けたら、武力で返すという脅しか」
「そういう意味ではありませんっ」
じゃれ合いのような切り出し。だが、次第にアルヴィン王子とフィオナは、どうすればアイリスに勝てるかという話に没頭していった。
それを聞かされるアイリスは困り顔だ。
(というか、フィオナの案、寝込みや入浴中に奇襲するという発想も脅威ですが、アルヴィン王子の、フィオナを人質に取るという発想が普通に怖いんですが……)
どちらも、ガチで仕掛けられたらアイリスは不利に立たされるだろう。もっとも、本気でそんな手を使うつもりなら、この場で口にしないだろうことも理解している。
だから、アイリスは適当に聞き流していく。
結局のところ、いまより強くなるのは地道な訓練が一番――という結論に至ったようで、二人は自分達だけで秘密の特訓をしようと話し始めた。
「あら、わたくしは仲間はずれですか?」
「おまえがいたら秘密の特訓にならないだろうが」
「そうだよ、アイリス先生に勝つための特訓なんだから!」
と、そんな感じで、二人はさっそく何処かに行ってしまった。
(というか、あれだけの訓練をして、まだ訓練をする元気があるんですが。持久戦に持ち込まれると厳しそうですね)
二人を見送って独りごちる。
さきほどの訓練では余裕を見せていたが、魔力的には心許なくなり始めていた。もしもあのまま続けていたならば、魔力切れを起こしていただろう。
そうなれば、アルヴィン王子とフィオナの二人を同時に相手することはもちろん、どちらか片方を相手にするのも厳しくなっていた。
魔力の切れたアイリスなど、ただの剣士と大差ない。
(なんて、二人に教えるつもりはありませんけどね)
フィオナにはいいところを見せたいし、アルヴィン王子には弱点を晒したくない。アイリスは心の中で呟いて、それからゆるりと周囲を見回す。
フィオナとアルヴィン王子はとっくに姿を消している。
あの様子なら、後を追い掛けても追い返されるだろう。自分はなにをしようかと考え、端に控えているネイトとイブに視線を定めた。
「イヴ、ネイト、お茶を片付けたら外出の用意をなさい」
「「はい、かしこまりました」」
「それで、行き先はどちらですか?」
王宮の馬車に揺られながら、向かいの席に座るネイトが問い掛けてくる。
アイリスは答えず、逆に質問を投げかける。
「王城での生活には慣れましたか?」
「え? あ、はい。最初は大変なこともありましたが、いまはもう大丈夫です」
「そうですか、イヴも問題ありませんか?」
「はい、なにも問題ありません」
二人はハッキリとそう応えた。
だけど、二人が我慢していることをアイリスは知っている。ネイトとイブは、幼くして父を失ったばかりか、母のレベッカとも離れて暮らすことになった。
二人のために罪を犯して職を失った母を支えるためにだ。
本当なら、親に甘えたい年頃だろう。それが、月に数回、それも秘密裏に会うことが出来るだけ。そんな状況で寂しくないはずがない。
だから――と、アイリスは二人に「よく頑張っていますね」と労いの言葉を掛けた。
「あ、ありがとうございます」
「アイリス様のためにもっと頑張ります!」
照れたのはネイトで、元気よくおませな返事をしたのはイヴの方だ。年齢はネイトの方が上なのだが、このくらいの年では女の子の方がませているのだろう。
「あの……アイリス様、褒めていただけたのは嬉しいですが……」
イヴが遠慮がちにそう言って、物言いたげにアイリスを見る。どこへ行くかという質問にアイリスが答えなかったことに気付き、それが故意なのかどうか探っているのだ。
ちなみに、二人に行き先を教えていないのは故意、ささやかなサプライズだ。アイリスはイヴの言外の問い掛けに気付かぬフリをして話を続ける。
「薬草園の管理と、リゼル、レムリア両国の技術者達への説明は申し分ありません。それも、わたくしの側仕えとしての仕事を並行して成し遂げたのだから誇りなさい」
「そんな、私達なんてまだまだです」
「そうです。もっとアイリス様のお役に立てるように頑張ります!」
アルヴィン王子の使用人であり、秘書でもあるようなクラリッサや、アイリスが諜報員として使っているクレア達には遠く及ばない。
それでも、アイリスの側仕えとしても申し分なく、成り行きとはいえ機密情報を扱う立場にもいる。二人は使用人としては十分すぎる結果を残している。
そんな二人だが、その待遇はいまだに見習いの使用人なのだ。
「もちろん、二人にはまだ至らぬ部分もあります。それでも、一人前の使用人と呼ぶには十分です。だから――ネイトには専属執事の地位を。イヴには筆頭側仕えの地位を与えます」
「専属執事……」
「筆頭側仕えですか……?」
二人にはその役職がピンとこなかったようだ。
だが、それも無理はない。
「あなた達はわたくしの身の回りのお世話だけでなく、従者としても働いていますからね。役職を与えられてもよく分からないと思うのは当然です」
ネイトは専属執事で従者。そしてイヴは筆頭側仕えで従者。
そう評しても過言でないほどの仕事が二人には割り振られている。新たに与えられた役職だけを見るならば、むしろ従者としての仕事が減りそうだ。
だから、アイリスはまず掛け違えたボタンを直すことにした。
「正直なところ、役職を与えたからと言って、いままでと仕事が変わる訳ではありません。ただ、正式な地位を得ることで、いくつかあなた達に利点があります」
「利点、ですか?」
「ええ。一つ目は――お給金が増えます」
アイリスはピンと人差し指を立てて微笑んだ。
一瞬呆気にとられた二人だが、次の瞬間には隠しきれないほどに頬を緩めた。メイドの仕事を失った母親を支える二人にとって、お給金は重要なのだ。
だが、アイリスが二人の頑張りに対して与えたご褒美はそれで終わりではない。
「二つ目。これからは名実ともに上級使用人となるので、部下を持つことが出来ます」
「部下、ですか? でも、私達みたいな子供の下についてくれる人がいるでしょうか?」
ネイトが困った顔をする。
アイリスは当初、訳あり令嬢という体だったので、そんなアイリスの使用人に、小さな子供が選ばれたことを気に留める者はいなかった。
だけど、アイリスの正体が知れ渡ったいま、二人に対するやっかみも少なくはない。そんな状況で、自分達の下についてくれる物がいるのか心配するのも無理はない。
だけど――と、アイリスは悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「いるではありませんか。あなた達にもきちんと従ってくれそうな元メイドが一人」
「それってまさか――」
「お母さんのことですか!?」
ネイトのセリフを遮るように、立ち上がったイヴが声を上げた。だがすぐに自分の立場を思いだして「も、申し訳ありません」と恥ずかしそうに座り直す。
それを横目に、ネイトが「あの……」と発言の許可を求めてくる。
「なんですか?」
「母は減刑されたとはいえ、罪を犯してメイドを首になった身です。そんな母を、私達が再雇用することは可能なのですか?」
「普通は無理でしょうね。でも、二人が望むのならわたくしがなんとかいたします」
人事はアイリスの管轄外だ。
けれど、アイリスは立て続けに大きすぎる功績を立てている。それらと引き換えにすれば、元スパイのメイドを一人雇うくらいはなんてことはない。
最近、色々と負担を掛けている二人へのご褒美のつもりである。
「ただし、一緒にお城で暮らせるようになる反面、母親を部下として扱うことになります。二人は、それでも、レベッカを自分達の部下にすることを望みますか?」
アイリスが問い掛ければ、二人は顔を見合わせて頷きあった。
「「はい、望みます」」
「そうですか。では、レベッカを二人の部下にします」
「あ、でも、母の希望を聞いてみないと――」
イヴがそういうと同時、タイミングを計ったかのように馬車が停止する。
「では、せっかくだからいまここで尋ねるといたしましょう」
アイリスがそう口にすると、外から扉が開かれる。そこにたたずんでいたのは、少しくたびれた平民の装いをした女性。ネイトとイブの母親、レベッカ本人であった。
「「お、お母さん!?」」
二人が思わず素の口調で声を上げる。
それを見たレベッカが咳払いを一つ、「アイリス様の前ですよ」と苦言を呈した。それから、アイリスに向かって恭しく頭を下げた。
「ご無沙汰しております、アイリス様」
「ええ。元気にしていましたか?」
「おかげさまで、望外の日々を送っております」
「それはなによりです。ただ、その日々にも変化のときがやってきました」
「それは、どういう……」
不安そうにアイリスを見た。
そんなレベッカに、馬車から飛び降りたイヴとネイトが抱きついた。
「あのね、お母さん! アイリス様が、私達を上級使用人にしてくれたの!」
「それで、僕達の部下として、お母さんを雇ってもいいといってくれたんだよ!」
「まぁ、上級使用人に? おめでとう……って、私を?」
「「うん、そうだよ!」」
最近はあまり見せなくなった子供らしい無邪気さをもってレベッカに甘える。アイリスはそんな二人の姿を眺めながら目を細めた。
そうしてやりとりを見守っていると、レベッカがアイリスに視線を向けた。
「アイリス様、その、子供達の言っていることは本当でしょうか?」
「ええ、事実です」
「その、私が使用人として城に戻っても大丈夫なのでしょうか?」
「城に戻れば、口さがない者も現れるでしょう。それでも、あなたが望むなら、わたくしがみなを説得いたします。それで、どうしますか?」
「私は……」
アイリスが問い掛けると、レベッカは子供達を見下ろした。
二人は不安げにレベッカを見上げる。
「ネイト、イヴ。城で私と一緒にいれば、犯罪者の子供として揶揄されることもあるでしょう。それでもかまわないのですか?」
ネイトとイヴは顔を見合わせ、そして視線を戻したイヴが口を開く。
「私はメイドとして、お母さんに教えてもらいたいことがたくさんあるの。だから、他の人になにを言われてもかまわないよ。それに……」
と、意味ありげにアイリスを見た。
アイリスがこてりと首を傾げると、今度はネイトが満面の笑みで口を開いた。
「陰でこそこそ言うならともかく、僕達に面と向かって悪口を言う使用人なんかいないよ。だって僕達、アイリス様の使用人だもん」
こてりと首を傾げるアイリスは、自分が隣国の賢姫であり、大公爵家の令嬢であり。この国の王と王子と次期女王に気に入られているという事実をわりと軽く考えている。
誰がそんな人間に仕える使用人に喧嘩を売る使用人がいるのだ、という話である。
とどのつまり、アイリスの心配は完全に杞憂であった。
「そう。なら、ネイト、イヴ。私を部下として雇っていただけますか?」
「「もちろんだよ、お母さん!」」
家族の絆を確かめ合う。
三人の姿を横目に、アイリスは故郷に残してきた妹の姿を思い浮かべた。
レベッカの再雇用を決めてから数日経ったある日。アイリスは国王――フィオナの祖父に招かれて王城の中庭でお茶を楽しんでいた。
国王に招かれたというのに、アイリスは簡素でラフなドレスに身を包んでいる。普通ならば緊張感が足りないと言われるところだが、グラニス王もラフな服装をしている。
完全に私的なお茶会というイメージだった。
「レベッカの件、許可をいただけたことに感謝いたします」
「なに、他ならぬそなたの頼みだ」
深々と頭を下げるアイリスをまえに、グラニス王は穏やかに笑う。
むろん、レベッカを再雇用することに懸念を持つ者は少なくなかった。だが、返しきれぬ借りがあるアイリスに対して少しでも借りを返せる。そんな稀少な機会を逃す訳にはいかないという意思が働いた結果、レベッカの再雇用は認められた。
なにより――
「そなたの腹心をフィオナに預けてくれている手前、な」
「あれは教育の一環のようなものですわ。腹心をどのように使えばいいか、彼女を側に連れていれば学ぶことは容易でしょう」
「フィオナのために、か」
「はい。フィオナ王女殿下のために、です」
グラニス王はくくくと喉の奥で笑った。
「そなたがフィオナを溺愛しているというのは事実のようだな。その上で問おう。アイリス、そなたはいつまでフィオナの家庭教師を続けるつもりだ?」
「それは……」
お役御免という言葉が脳裏をよぎり身をこわばらせる。かつては笑わない賢姫と呼ばれた彼女が、いまは迷子の子供のように瞳を揺らした。
「すまぬ、誤解を招いたようだな。フィオナにそなたは必要だ。いまはまだ、な」
「いまは……ですか」
最初の衝撃からは立ち直ったばかりのアイリスは、その言葉に再び胸を痛めた。グラニス王が意見を撤回することを願うが、彼はそのまま言葉を続ける。
「フィオナは急速に成長している。それはそなたのおかげだ。このまま成長を続ければ、あの子は立派な女王になるだろう。だが、女王に他国の人間である教育係は不要だ」
「わたくしが裏で操っているように見えるから、ですね」
他国の貴族が、女王の家庭教師をしている。
その言葉だけを聞けば、裏になにかあると多くの人が思うだろう。そして疑惑が生まれれば、彼らに不都合が生じたときに確証バイアスが働く。
悪いことが起きた原因は他でもない、裏でアイリスが操っているからに違いない、と。
「わしはそなたの人となりを知っておる。ゆえに、フィオナを傀儡の女王に、などと考えていないことは分かる。だが、すべての者が同じように考える訳ではないからな」
「わたくしが家庭教師でいられる期限は、彼女が女王に即位するまで、ということですね」
「わしは、そなたにはこれからもフィオナの側にいて欲しいと願っておる。だが、いまのままならそうなるだろう。そなたが他国の人間である限り、な」
グラニス王が発した言葉のニュアンスに引っかかりを覚えて首を傾げる。だがこの場では、アイリスはグラニス王の思惑に気付かなかった。
グラニス王の使用人が近付いてきたからだ。
「なに用だ?」
「アイリス様への手紙を預かっております」
「ふむ。急ぎの用という訳か、この場で見るがよい」
グラニス王の許可を得て、アイリスは使用人から受け取った手紙の封を破り、その中身に目を通す。そこには、リゼルの現状と、クレアの見解が書かれていた。
第二王子とジゼルに命の危険が迫っている可能性が高い、と。
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