大きな出来事はないけれど登場人物の募る想いや臆病になる気持ちがとても伝わってきました。静かに物語は進みますが彼らの言動は時に熱く官能的で、時に凪ぐようでした。なんて事のない日常の積み重ねがとても尊く感じる作品でした。