シルバー世代に来た春なんて書くと、この物語の真髄をちょっと外れてしまう。アオハルならぬギンハルは、同じように青春で清々しい。とても後味のよい作品です。
ギンハルも有りだな!って思える大人の恋愛小説の短編。彼の性格が良くて、だからこそギンハルも良いかもっとスルッと思えた気がします。私がレビューを書いている時点では小説のキャッチフレーズが『もう単純に好き嫌いで人間関係は変えられない』となっているのですが、読み終わった後に改めてこのキャッチフレーズを読んで、その意味に納得です。とてもステキな作品でした☆
ちょっと意表をつかれました。 なるほど、そうなるか。そーなるよなー。 この雰囲気、なかなか出せません。シルバーでもなく、いぶし銀でもなく。 ただ、いろいろな欲望やしがらみから抜け出せた、あたらしい自由な世代なのかもしれないですね、ギンハル。