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その様子を見終わった大木林は、歓喜の声を上げた。



「何がよしなんですか?」



「さっき入れた手紙だが、とても大事な手紙でね。ちゃんと収集するのか確かめたかったんだ」



それを聞いて、毒見は、妙な顔をした。



「いや、向うも仕事ですから、ちゃんと取りに来るでしょう」



「自分の目で確かめるまでは、安心できないよ。ちゃんと取りに来て本当によかったよ」

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