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どうしても牛乳がないと、何かまずいことが起こる。



毒見は、大木林から並々ならぬ緊迫感を感じ取っていた。



毒見が言われたとおり500mlパック入りの牛乳を買ってきて、また元に戻ってくると、先ほどと同じように大木林がそこにいる。



しかし、その体勢は、前とは異なっていた。



大木林は、地面にうつ伏せになって、双眼鏡で遠くを見ている。



「買ってきましたけど」

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