14
どうしても牛乳がないと、何かまずいことが起こる。
毒見は、大木林から並々ならぬ緊迫感を感じ取っていた。
毒見が言われたとおり500mlパック入りの牛乳を買ってきて、また元に戻ってくると、先ほどと同じように大木林がそこにいる。
しかし、その体勢は、前とは異なっていた。
大木林は、地面にうつ伏せになって、双眼鏡で遠くを見ている。
「買ってきましたけど」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます