閉じる
表示設定
目次
第104話 緑のある風景
冷えて固まった溶岩のように根を張り
千の腕を大きく広げて一つの森となる
二千年を生きた肌にそっと触れてすぐに手を離した
大地に口づけて呼吸を止めた
時が終わり 静寂が訪れるとしても
あらゆる力を受け止めて跳ね返す巨大な意思があると
手を離して・・・怖がらないで・・・大丈夫・・・噛まれたりしないよ
目を閉じて・・・意地はらないで・・・大丈夫・・・食われたりしないよ
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます