第69話 ☆フォーリン・ラブ
えっとすみません。煮詰まってます。ふざけているわけではないです。
改稿中のライトノベルがまだ終わらなくて、今一番苦しいところかなと感じております。この作品は先日講談社ラノベ文庫新人賞で落ちた物なんですけど、落選したあと自分なりに分析を重ねまして、何が作品に足りないかと考えました。セリフだとか、描写もありましょう。
でも、一番不足していると感じたのは『動機』です。主人公が戦いに身を置いて世界を変えるまでの道筋で足りない物は、主人公がそもそもの戦いに身を置くきっかけ、ヒロインとの関係性です。ヒロインを好きになり、助けるために戦いに身を置く。まあ、王道的な流れと言いますかそこに問題はないと思うのですけど。何が問題か。
ヒロインとの関係性が薄いのですね。具体的に言いますと、ヒロインを好きになるきっかけがどうにも弱いのです。自身でも読みながら、「そんなんで普通好きになる?」って思うくらいに弱いのですよね。そこでタイトルです。
――イエス、フォーリンラブ!(イエスは要らんけども笑)
主人公がヒロインに恋に落ちる瞬間についてものすごく考えてました。リアルの恋愛だと「ビビビ」って来る人もいますし、友情の延長線上で好きになる人もいる。それぞれで良いと思うのですけど、……と話がそれましたね。
恋に落ちる瞬間を描かなくてはならないのに、それがどうにも弱いのです。たぶん、ココが一番不足していたんだろうなと感じているので慎重に取り組んでおります。恋愛作品なんか書かれている方は意識されているのかもですね。主人公がどうして恋に落ちたか、どんな瞬間に恋に落ちるのか。
ヒロインを心から大好きにならないとその後の主人公の行動がどうにも薄くなるのです。というわけで、逃げずに書かねばなと思うのですが。
多分、儚いヒロインを書いたのも間違いでした。もっと自分色を出した方がやりやすいだろうと改稿を重ねまくっております。取り敢えずはケンカだよな~と。ヒロインは芯が強くなければ!
恋に落ちる瞬間を書くのって意外と難しいですよね。私だけでしょうか?
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