新天地 満洲里

此の第二次欧州戦争又は第二次世界大戦の欧州戦線のモスクワでの戦いで学んだ事と言えば「人間は戦争時には外道な事をしてでも生き残りたい」と言う生への渇望又は生への諦めが無常が存在して居るのだ




だからこそ欧州連合国軍の取り分けロシア王国に駐留をしていた欧州連合国軍の参加国の兵士は祖国に戻れば強制労働と迫害そしてロシア王国に残ってもシベリア送りにされると言う人生が積んでいるのだ




さて俺達が向う場所は此の瓦礫のモスクワの街並みを越えて・・そして赤い魔方陣が存在して居るクレムリン宮殿に向かう途中に瑞夫さんが「どうせモスクワの街並を見ているのであれば瓦礫の街並でも良いから観光でもしようか」と言った




まあ俺達が此の試練の他らの仲居に入って居る最大の理由は「俺達以外の転生者又は憑依者と言う存在の発見そして勧誘をして別天津神共和国連邦への帰属を指せる」と言う事が当初の目的だ




だから其れ以外の目的の為に此の試練の祠と言う場所に戻る様な馬鹿げた真似はしない・・本当に此の場所はこないだろう




さてやはりと言うべきか此のモスクワの街並みが瓦礫の山だらけと言うのは何処か寂しい感触に浸れるのだ




何しろ折角多くの労働者が苦しい思いで造って築き上げた物が同じ人間によって壊されると言うのは何となく無常観に成るのだ




さて残念な事に如何やら此のモスクワの街にも転生者や憑依者と言う同胞の姿は見受ける事が出来ずに居るのだ・・だからこそ今回の試練も如何やら外れの様だ




さて次の試練は何なのだろうな・・まあどの様な試練の内容でも良いから兎に角此の世界からおさらばをして次の試練の世界に同胞が居ないかを確認をして行く事しようかな




そして俺達二人は此の赤い魔方陣が存在して居るクレムリン宮殿に向かい、そして赤い魔方陣に乗り次なる試練が有る場所へと向かったのだ




そして次の試練が有る場所は見た感じ周りが草原が広がって居る上に何処と無く肌寒い場所なのだ・・だからこそ寒くて見た感じステップ気候で有る此の場所は「モンゴルや満州」の様な場所だと理解をする事が出来た




そして次の試練の内容はアナウンスで「此の目の前に見える満洲里の大地を乗り物で累計250時間分乗りなさい・・そして赤い魔方陣は新京に有るから其処まで向かいなさい・・因みに君たちが居るのはチチハルだからね」と言われたのだ




それにしても累計して250時間かあ・・だからこそ最短でも約12日いや13日は掛かると言う事かあ、さて気を取り直してバイクでも召喚をしようかなあ




そして瑞夫さんが「俗に言うサイドカーで行かない・・何しろ累計250時間と書いて居る以上は二人合わせて250時間と言う可能性が有るんだ




だからこそ其れ其れ二人合わせて250時間と言う訳でも無いからさ・・まあだからこそ交代交代で運転をすれば良いと私は思うんだが如何だろうか」と尋ねれれたのだ俺は別に構わないと言う風に言った・・まあ確かにその方が効率が良いからなあ




そして男二人は此の満洲里の大地でバイクを走らせたのだ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る