また、やる時が来るとは
リッキー
第1話まだ好きだったころ
「毎年、春夏秋冬に大きな大会がある」
小さい頃から、サッカーをやってきた僕は周りの子よりも技術はあった。
相手ゴールまで一人でいって、一人で決めてしまうぐらいには。
でも周りは誰も笑みを浮かべてはいなかった。
そんなある日、チームに波多野光輝と言う小学生にしては背が高く、体格のいいやつが入ってきた。
光輝は、小学生離れした身長を生かしチームでも一目置かれた存在になってしまった。
そんな時「お互い一人同士友達になろ」っと恵太は、光輝に言った。 そしたら笑みを浮かべ、いいよ! と言った。
あるグラウンドの周りから蝉が鳴き、うだるように暑い練習の日。
この日も僕は、光輝と一緒に練習をしていた。
「もちろんチームメイト二十八人誰一人休まず」
だが、恵太と光輝はチームメイトとコミュニケーションをとらず、二人でサッカーをしていた。
そんな中急に明日練習試合が入った。
今日も恵太は、一人でボールを持って行ってゴールを決めてしまった。
「そんな時チームメイトの内田から一人でボール持つな、お前がいると楽しくない」などと言われてしまった恵太は、熱中症の様にふらつきこう言った。 「俺がいないとお前ら勝てないだろ⋯⋯」
それは聞いたチームメイトは、恵太にボールを出さなかったでも光輝だけは恵太に、ボールを出していた。
「試合は三対一で勝った」
試合後、光輝は恵太に、チームメイトに謝った方がいいだろと言ったけど恵太は謝ろうとせず、光輝にも、酷いことを言ってしまい次の練習から喋れなくなった。
恵太は、最後の夏の大会も近いからチームメイトに謝ろと思っていた。でもなかなか恵太は謝れなかった。
そんな時、友達である光輝が恵太に会いに自転車に乗って家まで来る途中に車と接触事故に遭い、足の骨を折ってしまった。
それを知った恵太は自分の愚かさをしり二人とも最後の試合には、でなかった。
もちろん試合は「一対八」でまけた。
それから光輝は中学生になってもサッカー部に入りエースとして活躍している。
恵太は光輝と同じ中学校にも関わらず、あれから一言も話してはいない。でも一様恵太は、サッカー部に所属している。
「もちろんきてはいない」
あれから僕はサッカーが嫌いだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます