野良猫

吾はゆったり生きていたい


ひとり彷徨うこの路地も

優しくしてくれる公園の人間達も


時に優しく時に激しく吾を濡らす雨も

濡れた吾を穏やかに包んでくれる陽光も


ときには喧騒に塗れた夜の街

荒くれた人間達もいるけれど


この時間と空間は心地よいから

ずっとこのまま

ずっとこのままで

吾はゆったり生きていたい












 



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

詩集_幻歌夢想 矢澤 瑞華 @YAZAWAMIZUKA

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ