第一章

第1話 出会い

では、連絡は以上。気をつけて帰れよ。


「隼人帰ろうぜ。」と翔が声をかけてくる。


特に何もないので、綾と翔といつものメンバーで帰宅。


帰宅後、特にやることもなくソファーで横になる。

「疲れた。特に大したことやってないのに。」

大したことやってないけど疲れるときあるよね(笑)みたいなことを、

心の中で寂しく思うは隼人であった。


そのまま、眠りにつき…


目を覚ますと夕方になっていた。

やべぇ、寝てしまった。今何時だ?と、時計を見ると


17時半を指している。


あぁ、もう夕飯の時間かぁ…

冷蔵庫には…何もないな。コンビニにいくかぁ。


近くのコンビニで、弁当と飲み物を買い帰宅途中…


「やめてください。」

「いいじゃん。お兄さんたちと一緒に遊ぼうよ」

「時間も時間だしご飯にも連れて行ってあげるからさ」


路地裏で、嫌がる女の子を男2人がナンパ?していた。


はぁ…胸糞悪いな。

「あの~女の子が嫌がってるので放してあげてくれませんか?」

「あぁん?なんだてめぇ?この女の子はこれから俺たちと遊びに行くんだよ!」

「関係ねぇ奴は引っ込んでろ。」

「だから行かないって言ってるでしょ。放してよ。」

(ガクガク震えてるじゃないか。可哀そうに)

「と、女の子は言っておりますが?」

「ごちゃごちゃうるせえな。ちょっとお前こっちにこい。」


と言われ、そのまま路地裏の奥に連れていかれる。


「せっかくお兄さんが忠告してあげたのに。痛い目見ないとわからないようだな」

(はぁ…結局こうなるのかぁ)

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