学年一の美少女となぜか住むことになりました

KOUDAI

プロローグ

俺は高木隼人。

この春高校二年生になる。

いろいろあって、高校入学の時から一人暮らしをすることになった。


高校生活ではあまり目立つことが好きではない。

1年生の時も当たり障りのないように生活してきた。

そして今日は、新学期。クラス一覧をみて確認してると…


「隼人!2年生でも同じクラスだ。よろしくな!」と声をかけてきたのは、

数少ない親友、翔だ。


「そうか。よろしく。」

「なんだ、その素っ気ない返しは」

「もともと俺はこんなもんだよ。」


そんなことを言いつつもこんな俺と親友でいてくれる翔には感謝している。


「隼人くんはそんなもんよ。翔。」と声がかかる。

「綾か」

「綾かじゃないでよ。わたしも一緒のクラスよ。よろしくね隼人くん。」

「よろしく。」


「そうなのか!綾よろしくね。」

「翔もよろしくねぇ。」


そう。翔と綾は付き合っているのだ。


「いやぁ。朝から仲がいいこと。」


「隼人も早くいいひと見つけなよ。」と翔と綾がいう。

「俺はいいよ…」

「…そうか」とだけ翔がいう。


暗くなった雰囲気を綾が壊してくれる。


「とりあえず、クラスに行きましょ!」

「ねぇ、隼人。ゆっくりでいいと思うよ?」

「大丈夫だよ。ありがとうね。綾。気にしてないから大丈夫だよ」

「なんかあったら相談してね?」

「うん。ありがと。」


そう。隼人はもともとは普通の高校生と何ら変わらないかった。

しかし、あのことが原因で人と深くかかわることが出来なくなっていたのだ。

そのため恋愛や恋も疎遠になっていたのだ。


しかし、そんなことも気にしなくなる程になるとは思いもしていない。




誤字脱字等がありましたら教えてください!


隼人は、2年生でもそのまま同じ生活ができるように考えていたのに…

学年一美少女と呼ばれる、早坂真白に関わるまでは…



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