学年一の美少女となぜか住むことになりました

おかもん

プロローグ

俺の名前は高木隼人。

この春から高校二年生になる、どこにでもいる…いや、できれば“どこにでもいたい”タイプの男子だ。


高校入学と同時に一人暮らしを始めて、

一年間は“目立たず、関わらず、波風立てず”をモットーに生きてきた。


そんな俺に、朝から元気な声が飛んでくる。


「隼人!二年でも同じクラスだぞ!よろしくな!」


親友の翔だ。

相変わらずテンションが高い。


「そうか。よろしく」


「なんだよその素っ気なさ!」


(いや、これが通常運転なんだが…)


そこへ翔の彼女の綾もやってくる。


「隼人くん、おはよ。私も同じクラスだよ」


「よろしく」


二人は相変わらず仲がいい。

朝からイチャつくなと言いたいが、言わない。

言ったら負けな気がするから。


そんな平和な新学期。

――のはずだった。


俺はまだ知らない。

このあと“学年一の美少女”と呼ばれる白崎真白に関わったせいで、

俺の静かな高校生活が跡形もなく吹き飛ぶことを。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る