ユニークスキルは無いけど、lukが高いので大丈夫です。異世界物語

ピリパ

第1話 どこ、ここ?

「今年は運が良くなりますように」

今年で何回目だろうか、毎年お願いしてるのにずっーと運が悪いまま。

給食のお代わりのジャンケンも勝ったことなかったし、漫画みたいにバナナで転ぶし、家族もいないから親戚中をたらい回しだし。

よしっ、今年はいつもより長く目をつぶって、お願いしよう。

「かみお、#さきりきち」、「きう、くうとうれはき」

外国人もお参りくる時代になったんだ、はいはい、長いですよね、どきますよ。


えっー、て何、槍!?、しかもここどこー?えっ、さっきまで神社でお参りしてたよね?日本みたいじゃないとこにいるんだけど

「いよすうゆてぢに、なりおわ」


現在、僕は檻の中にいる

「あのーすいません、ぼくは怪しいやつじゃないんですけど」

「にぬんう#とれき、み#ちけをきり/」

日本語じゃない、どうしよう

ずっと檻の中なのかな?

はぁー、本当に運が悪いな


その夜、

「裕翔くん、おきてくれるかな」

えっ誰?

「私は神だよ」

神様!?

って言うか心の声に反応してる

「そりゃ、神だからね、それぐらいはできるよ、で早速本題なんだけど

ごめんなさい、あなたをこの世界に転移させました」

「えっ、転移!?, 転移ってあの転移ですか?」

「んー、どの転移のことを言ってるのかまでは分からないけど異世界転移のことだよ」

「ありがとうございます」

「えっ、嬉しいのかい?、勝手に転移させたのに」

「はい、アニメみたいに異世界に転生とか転移とかできたらなーってずっと思っていたんです。」

「それは良かった、じゃあこのお詫びガチャ、じゃなくて転生ガチャを10回引いてもらおうかな」

「あっ、はい、わかりました」


ガラガラ

luk+10

「あのーこれは?」

「あっ、えーとっ、あまり良くはないかな、でも今lukが上がったから次はこれよりもいいやつのはずだよ」


ガラガラ

二回目、luk+50

三回目、luk+100

四回目、luk+300

五回目、luk+650

六回目、luk+1500

七回目、luk+4000

八回目、luk+9000

九回目、luk+13000


お願い、luk+以外でて、

十回目、幸運のお札


⭐︎5レアアイテム「幸運のお札」

使用者のlukを4倍にする、一度使うと消滅する。


とりあえず使おう、

(幸運のお札を使用しました)


「…」

「…」

「いやー、とりあえずこの世界の説明をするね。


この世界は、レベルとスキルがある世界なんだけど、それに加えて誰もが一つ以上のユニークスキルを持っているんだ。

スキルは教えてもらったり、練習すれば取得できる。それに対して、ユニークスキルは授かった人以外、覚えることはできない。

そしてこの世界は10の大陸から...

ーーー

ーーー

ーーー.....とこんな感じの世界なんだ。

とりあえず僕の加護と共通スキルを与えておくね、もうすぐ君は起きるから、起きてから色々確かめてみてね

じゃあ、お祈りに来てねー、その時また会おうねー」

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