第3話 自室にて②
しかし、霊は私の中へと入って来ると私の金縛りも解けるのでした。
金縛りが解けた私はベッドから降りるとお部屋の中をグルグルと見回すと
何処にも霊が居ない事を確認します。
ホッとしている私は引き出しからパジャマと下着を持って
自室から出てお風呂場に行くと、脱衣所で衣服と下着を
脱いでいるのですが、その時です。
またしても私の身体が動かなくなると勝手に私の身体が動いているのです。
心の中で私はどうして勝手に動いているのと不思議に思うのですけれど、
もしかしてさっき霊が体の中に入ってきたので霊に憑りつかれてしまったのでしょうか。
もし、霊によって憑りつかれているのでしたら、本当にどうにかしないといけません。
但し、私は霊感が強くても霊の対処方法なんて本当に知らないので
どうすればいいのかなって感じです。
私の身体は霊によって憑りつかれて、今は霊が私の身体を動かしているのです。
私の意志とは関係なく私はお風呂場に入るとまずはシャワーを浴びてから
湯舟に浸かるのです。
湯舟に浸かっていると何処からか声が聞こえてくるのです。
私の身体を見ると霊の顔が私の身体にうつってて、何かを喋っているようでした。
いつの間にかに私は自由に身体や手足が動かせるようになっていると
霊はやっぱり私に語りかけてくるのでした。
しかし、私は霊の声なんて聞こえないし、どうする事も出来ません。
生憎私は一人暮らしをしていて、親の仕送りで毎月生活しているのです。
私自身は学業に専念したいのでアルバイトはしていません。
どうやったら霊の声が聞こえるのかなって思っているのですけど、
どうする事も出来ない私は湯舟から出てシャワーを浴びて
スポンジにボディーソープをつけてから、身体を洗っていくのです。
身体を洗い終わるとシャワーで身体を流してから、次はシャンプーとリンスを
使って頭を優しく洗うのです。
そして、シャワーで頭を流し終わると私はお風呂場から出て脱衣所に行きますと、
隅々までしっかりとバスタオルで拭くと下着を穿いて身に着けて、それからパジャマを
着るのでした。
私は脱衣所から出てリビングに行くと、明日は受ける講義がないので大学に
行く必要がありません。
そんな私はリビングにピンク色のソファーがあるのでソファーに座ってゆっくりと
しようと思います。
次の瞬間。
私は金縛りに遭うと身体や手足を動かせなくなると身体の中から霊が出てきて
私に何かを訴えているようでした。
霊感が強い私でも霊とお話出来るという能力は持ち合わせてないので
困っているのです。
霊の姿は見えるのにどうしようもない私がいます。
こんな風に霊が見えるだけでも怖いのに、私は金縛りに遭っているにも
関わらず、本当に心底震えています。
霊というのは基本的に怖いもので私自身は霊感が強いがために
霊が見えると逃げ出すのが普通でした。
しかし、今は金縛りに遭ってて逃げる事も出来ない状況で
悩んでいる私がいます。
この霊と会話するためには霊媒師にどうにかしてもらわないと
いけないので明日は霊媒師の所へ行くしかありません。
未だに金縛りに遭ってて身動きが取れない私はこのままソファーで
座ったまま目を閉じて寝る事にします。
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