「自由に、望め」
ぼくの視界に きみは入っている
ただ 見えている魚は 釣れない
そんなことを ぼんやり思う
じっと見ているわけではない
けれど確かに きみを見ている
そうではない
そうではないのだ たぶん
ぼくが生きる この先を
きみに委ねてしまうことはしない
ぼくは ぼくで ちゃんと ぼくで
愉しく プライベートの時間を持って
きみの持つプライベートの愉しい時間と
共鳴していければいい
そう願う
神様 任せ
自由に望め
ぼくは ぼくで
何が大事で どうありたいのか
思い出す心の作業をしていくことも
どうありたいのか
自分を見つめていくことも
全部 きみに繋がれ と
そう願う
ぼくの浅薄な淡い想いを
未だ抱く
自由に望め
本当は きみでなくてもいいのだ
なんて
ただ ぼくの視界に きみがいる
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