DeepL翻訳で小説を訳せるのか?

怪奇!殺人猫太郎

はじめに 本記事の趣旨

 みなさん、DeepL翻訳ってご存じですか?


 ドイツのDeepL社が提供している機械翻訳システムなんですけど、こいつがいまやGoogle翻訳を超える精度を誇る、などと言われています。


 たしかに実際に使ってみると凄い。

 自分はたまに洋書を買って、Google翻訳で読んだりするのですが、実用書はともかく、小説はGoodle翻訳だけだと無理があるなと感じていました。

 ですが、DeepL翻訳を使ってみると、かなり自然な文章が出力されるのです。Google翻訳だと、小説特有のくだけた言い回しや、固有名詞の多い文章は高い確率で躓くんですけど、DeepLだと上手くいくことが多いように感じます。


 で。


 あまりにも訳が素晴らしすぎて、「もしかして、うまく使えば自分の小説を翻訳し、Amazon.comなどのグルーバルな市場で売ることも可能なのでは」なんて考えが頭に浮かんだりするわけです。


 そこで、自分がカクヨムで書いた小説をDeepL翻訳にぶち込んで、どれだけ正確な英文が出力されるか実験してみることにしました。


 実験に使用するテキストは、第5回カクヨムWeb小説コンテストに応募中の『コピー&ペーストで成り上がる! 底辺講師の異世界英雄譚』です。

 本作の内容はオーソドックスな異世界転生モノ。いわゆる「なろう系」です。

 果たして、DeepLは「なろう系」を訳すことができるのか?


 では、早速やっていきましょう!

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