87話 ドイツ語の先生
今晩は。
僕には姉がひとりいます。何度か紹介しているかもしれませんが、とてもとてもユニークで面白い方です。そして僕のことをすごく可愛がってくれます。
そんな姉御なのですが、今は大学に通っていて、ドイツ語を習っています。姉御から聞いた新しいドイツ人の先生の話があまりにも面白かったので、ちょっとその話を教えたいなあと。
まず、その先生の名前は……そうですね、仮にダニーとしましょう。ダニーはかたことの日本語を話すらしいのです。先日、緊急事態宣言が解禁されて、やっと学校に通えた姉御なのですが、ドイツ語の授業は黒板のある教室で行ったらしいのです。ですが、黒板のところにも引き出しにもチョークがなく、ダニーは
「チョットトナリのキョウシツから、チョーク、ヌスンデクル」
と言い残し教室を去ったのだとか。ちなみにチョークは見つけられずじまいだったようですが……ヌスンデクルって。盗むって言葉わざわざ選ばなくても、と思いましたが、外国の方だとその辺難しいのかな……。外国人として日本語を学んだことがないので、僕にはよくわかりません。
ちなみに、ミスターとミスのドイツ語版を間違えてダニーを呼ぶと
「ソレはセクハラ」
と言われるらしい。なんか可愛いです。会ったことないのに大好き。
余談なのですが、姉ちゃんはこの前駅前で外国人のお兄さん(マイケル)に道を聞かれたらしいのです。マイケルは姉ちゃんの前に年配の方に道を聞いたらしいのですが、橋に行きたかったのに箸売ってる店に連れてかれてしまったのだとか……しかも
「親切にしてくれたから一膳買った」
らしいです。マイケル……お前騙されてないだろうな……ってちょっと不安になりました。関係ないっちゃ関係ないんですけど。
ところで、この前修学旅行に行ったのでその話も近々書こうかなと思います。
それでは、1週間お疲れ様でした。
おやすみなさい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます