58話 先生が個性的
閑話休題、今回は物理の先生と生物の先生を紹介したいのです。まずは物理の先生(※以下おじちゃんと呼びます)から。いつも物理を教えてくれるおじちゃんなのですが、おじちゃんも人間なのでたまに公式を間違えて書いてしまうこともあります。そのときいつも大体
「F’=μ’wだって!?おぞましい」
(※正しくはF’=μ’Nです。俺が間違ってなければ)
「ここの数値が間違っている!馬鹿者!……大丈夫ですよ、自分を罵っただけですので」
と、自分を罵るんですね。僕はおぞましいって言葉を人が使ってるのをこのとき初めて聞きました。それになにより、そんなに全力で自分を罵倒する必要とは、と突っ込みたい。ストイック過ぎんか、おじちゃん。
ふたりめは生物を教えてくれる美魔女(以下リカ先生とする(安直))。リカ先生は可愛くて細くて明るい感じの、学年1モテそうな女子を大人にしたような雰囲気の女性なのですが、たまにその独特な感性を爆発させています。例えば、この前のこと。
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「人間死んだらみんな平等に二酸化炭素と水になります」
うんうん。
「だから進路決まらなくってどうしようーって思ってても大丈夫!」
うん……?
「どうせ死んだら二酸化炭素と水になるからね!……あっ、土葬の国もあるので、アンモニアになるって選択肢もあるよ!」
……いや待てわからん。『人間死んだら二酸化炭素と水』までは分かったが、『だから進路迷ってても大丈夫』はわからん。
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二酸化炭素と水が嫌だと思う人はアンモニアになるのも嫌だと思うし、逆にアンモニアになりたい!と思って土葬してもらってる人レア過ぎるだろ……と突っ込みたい気持ちでいっぱいになった授業でした。僕はツッコミ属性なようです……。
僕は主人公じゃないので、先生はマッハ20の超生物、とかじゃないですが。
なんて、最近思っていたりします。笑
それでは今回はこの辺で。
青松でした。
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