21話目 僕の先生

 こんばんは、最近かわいいと言われることが多いので、『僕』やめて『俺』って書こうかなって思ってる青松です。


 褒められて嬉しく無いわけは無いのです。褒め言葉を貰えるだけで宇宙に飛んでくほど嬉しいんです。それが、可愛いでもかっこいいでも、嬉しいんです。ですが、俺とて男ですのでねぇ……。


 かっこよくなります。頑張ります。


 俺は結構個性的な先生にたくさん巡り会ってきた生徒です。今日はその先生たちにニックネームをつけて、ひとりひとつ分くらいエピソードを紹介しようかなーと。



 まずは眼鏡先生ですね。国語の先生で、27歳で、現代文と古典を現在進行形で教わってます。最初は身長が低くて、なんとなく親近感が湧くという理由で好きでした。あ、授業が面白いことは言わずもがなそうなのですが。


 今週、眼鏡先生について面白いことを音楽の先生から聞きまして。


 俺の学校は入学式だけを行い、すぐにコロ休みに入ってしまいました。まあ、そのコロ休みは3ヶ月続くわけですが、眼鏡先生はすごく寂しがっていたらしいのです。クラス担任になって張り切っていたらしいです。そこで、学校と生徒が使っている連絡アプリを通してなにか出来ないかと思ったらしく、先生を集めて動画を作ったのです。


 ひとつ目は、『上を向いて歩こう』の歌ってみた動画。ふたつ目は『翼をください』でみっつ目は『パプリカ』。美術のお爺ちゃん先生がギターとベースを弾き、音楽の先生と中学(俺は中高一貫校に通ってる)の数学の先生がピアノを弾くというような感じで。パプリカのときは若い先生みんなで踊ってました。うちの学校の先生楽しそうだなーって思いました。


 パプリカのときなんかカメラに向かってピースとかしてて本当にもう眼鏡先生可愛かったです。


 次は望月先生です。中2の時の担任の先生でした。また国語の先生で、しかも彼も眼鏡なのであだ名に困ってしまいました。ただ、レクリエーションで餅つきを(臼と杵を借りてきて)したので、望月先生にしてみました。


 偉い先生に餅つきしていいですか、って聞いたら、屋根のあるところではやらないで下さいって言われたらしいです。


 ちなみに、臼と杵を貸してくれるなんたかセンターみたいなところに名前を覚えられるほど何回も、レクリエーションで餅つきをしてるらしいです。


「望月です」って電話したら、「いつですか」ってなんとかセンターのひとに返されるらしいです。


 いやいや待ってくれ、僕が話したかったのは餅つきの話では無いんです。もっとインパクトのあるエピがあるのです、ただでさえインパクトバッチリでしょうけど。俺の望月先生はもっとやれます。(?)


 彼は中学の教師ですが、高校教師の免許も持っていて、(社会も持ってて、社会も教えて貰ってた。こんなに働かされるなら社会の免許取らなきゃ良かったってボヤいてた、笑った)なにをしたか詳しくは知らないのですが、中学校の先生をしていたときにそこの校長先生と大喧嘩をしたらしく。


「お前なんか高校に飛ばしてやる」


 と、本当に高校に飛ばされたことがあるんだとか。マジで何があったんだろ、って感じですけど、自分の正しさってやつをしっかり持ってる人なんですよね。だからかなーなんて、推測してみたり、してみなかったり。


 待ってください、文字数結構使ってしまった……。まだ紹介したい先生がいたんですけどね、モヒカン先生とか、スパ太郎事件(17話目 社蓄参照)のときの俺の虫担当の先生とか、ビートルズ先生とか、おばあちゃん先生とか、ハカ先生とか。


 じゃあそれは今度の機会で!


 ではでは、おやすみなさい!


 いい夢を〜!

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