綾摩佳穂(あやま・かほ)

  雅騎と同じ神城高校かみしろこうこう一年E組の女子高生。


 性格は温和で大人しく、人見知り。

 その奥手な性格から、基本的に人と話すのはあまり得意でなく、異性と話すことも今まで全くというほどなかった。

 だが、一学期に雅騎と隣の席になったことをきっかけに、色々と気を遣い、優しさを向けてくれた彼が気になるようになる。


 雅騎への想いは自分とエルフィを助けてくれた彼の行動、そしてその優しさによって、より強くなっている。

 だが、それがただの憧れではなく恋ではないか、という気持ちは、初恋すら経験していない彼女では今理解まではできていない。

 ただ、他の異性以上に雅騎を特別に感じているのは間違いない。


 基本的に甘いケーキなどが好きで、美味しいものを食べた時の満足そうな表情は、作ったものを喜ばせるほど。

 飲み物は紅茶派。特にミルクティが好きなため、喫茶店TeaTimeは彼女にとって特別な店となった。


 佳穂は第一巻の半年前に、エルフィを助け、命を失いかけるが、彼女の力の融合ファルキュエルによって一命を救われ、天使としての力を駆使することが可能となった。

 ただ、同時にそれにより、常にエルフィと行動をともにする事となる。

 なお、何故あの時エルフィの姿が見えたのかは現時点では不明。


 戦いでは力の融合ファルキュエルによりエルフィの力を授かっており、主に護りの技を使っている。

 第一巻時点でも、彼女自身はドラゴンの炎から御影や霧華を守った煌光の盾サルファディエルや、雅騎の傷を癒やした治癒の光マグスルファという、攻撃に携わらない技しか使ったことはない。

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