5分で~から来ました。
焦らし系ホラーでした。
あぁ、ここで何事もなく終わるのかなと思っていたら、まだ奥がある。
裁断機は、使っていた事があるので、ヒヤリとしたものを感じました。
件の鳥居は、ほこらがある訳じゃないので、ナーバスにはならなくても良いのだけれど、わざとじゃないんだから、大目に見てくれよ、って感じですね。
時間差で来た……!
ちょっと、いや、だいぶん安心していましたから、裁断機でバッサリ行くとは思っていませんでした。
最後含んだ感じでしたが、アンナちゃんが向こう側に居るってことですね。鳥居にマーキングしてしまったんですかね。
あのミニ鳥居、結構気になってたんですよね。
ポイ捨て防止という本来とは違う役割で神聖なものを勝手に作ってしまうのは、神に対する侮辱のようにも思いますし。逆に設置した人に罰が当たらないかなって。
今回はたまたま主人公が食らいましたが、設置した人にもなんらかの罰が当たればなあと思います。
作者からの返信
お読みいただき、コメントまでおありがとうございます〜。
わりと人間にはバッサリいく方向性です。某コンテストで4000字縛りだったからばっさりいくしかなかったのですが。
ミニ鳥居、神様がいるとしたらどう思っているのでしょうね。
私はわりと看板ぐらいにしか感じてないのではないかな〜と思ってます。あ、これがあるならこっから先は俺んちね、みたいな。罰というよりも、そういう線引き。神様の快も不快も、推し量れないといいますか。実際はわかりませんが。
だから、行き会ったなら、近付かないようにします。なるたけ。ふふ。
面白かったです! ホラージャンルの作品にもいろいろあると思いますが、いたずらに字面だけで恐怖を煽ろうとするのではなく、しっかりと物語があってそこに読者を引き込んでいるのがすごい。小説として完成されている感じがします。
何やらよくわからないが奇妙、という導入から、主人公が一回それを忘れての再浮上案件、そしてゾワゾワさせてからの……という構成が素晴らしいですね。
ラストがまた、沈みすぎず浮きすぎず絶妙にポジティブな締めくくりで、読後感もパーフェクトでした。ブラボー!!
作者からの返信
やった、ブラボーいただきました!
生津直様、レビューにコメントおありがとうございます。返信が遅くなりあいすみません。
ちなみにこの小話、前半はおおむね実話です。長年気になっていた小さい鳥居をネタにできないかなと模索した次第です。だからちょっと妙な感覚でして……『日常とホラー性の境界線を絶妙に薄めていく』ことができていたのなら、そういう裏事情が作用しているのでしょう。自分で書いていておきながら小さい鳥居を見かけて、怖気を感じているのですから世話ないです。
ラストは私も気に入っていて、最後の一文を思いついた時、ああこれは書き切れるなと安堵したのを覚えています。
仰る通り、ホラーなんだけどポジティブ。こういうのも成立するんだなと勉強になりました(自分で)。
よろしければ今後ともよしなに~
思わず、息を呑みました…。
鳥居に似た形をしているものって結構身近にありますから、主人公が不意に連れて行かれないことをお祈りしたいです…。
最後のアンナちゃんにほっこりしながらもまた繋がっていることにぞくりとします…。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます(そして返信が微妙に遅く申し訳なく)。
警戒心のある人なわりに迂闊な主人公で、シリーズ化したいなと思ったのですが、ネタがなく断念しました。白原さんは続けていらしてすごい(そしてあのクオリティ、どこにそんなにネタが埋まってるのか)。続きも楽しみにしています。
あ、アンナちゃんは元気で楽しくやってます!いつか会う日が来るのは良いことなのか、それとも…