第18話 ユウスケくん

あ。思い出した。


私、その時に、ユウスケくんがすごく集中して私の話を聞いてくれたから、すごく気持ちよく話してて、それに伴ってお酒も進んで……そしてそこで記憶がないんだ!!

そして目が覚めたら、拘束されていたんだ! 


そして、私が目覚めて少ししてから部屋に入ってきた男の人が、昨日会ったユウスケくんだった……。


髪とか顔とかを触られて……そして「いつになったらさ、素直になんの?」「全部、演技なんだろ? 暴れるふり、怖がるふり、ウソ泣き」とかって意味不明なことを言われて……。


そしてユウスケくんに胸ぐらをつかまれて……。それで「いい加減素直になれって言ってんだろ! ハナ!!!」って言われて……。


もしかして、ユウスケくんには、全部のかな。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る