---1話---冬雪清鹿《まきのうつわ》

【3着目】淫夢と異類恋愛

「ボク、夢を見ていたんです…」

「フフフどんな夢かねKOKO…」

その男子生徒は頬を染めながら身に纏ったの姿が誰よりも似合っていた。

そして女の子になる、あまりの恥ずかしさに童貞を殺す服コルセットスカートドレスのスカートの裾を握りしめた。その細い手首には薄い傷が走っていた。


また女の子になりたいぃ!

女の子の肉体を得ればどんなに快感だろうか?肉体されあればこの異常も正常な女の子としてのモノになる…


「FUFU…ときにキミよ、山岳信仰についてどう思うカネ?」

「え?山の中のしっこくのりゅうたいが呼びかける時には一声しかでないヤツ?」

「ソウだな、正確には獣ではないが獣だな…KUKUKU…まあ山中で何者かわからないものに、オモイっきりCallingされて呼ばれたなら二言目から返事をするのが定説ダナ…そんな上位の奴らに限って名前が無かったりするんだなKUKUKUKUKUKUKUKUKUKUっクククっくくくくくくっ!」

「まあまあ それは 恐ろしいですねぇ 教授の仰るとおり 山は野山でも地下山脈でも危ないですね オホホホ…」

紅茶を2人分応接ディスクのテーブルに置なりその助手らしき人物も一緒になってクククと笑い出す。


な ん だ こ い つ ら ?


なんで狂った科学者もどきがこんな土着信仰にこだわると思ったが書庫に死霊秘法書の本国語訳ネクロノミコン ザ・パープルエンペラーが本棚で暴れており思わずボクはほっこりする。


その隙に助手もどきの少年はというとボク用のアイスティーに何か怪しい薬を入れ出したので空手チョップではたき落とすと…


「女…?」


一見すると少年だが凝視すればまるで男の子のような美少女である事がわかる程の少年風味ボーイッシュな甘ったるいそして清鹿のように可愛い女の子の格好も似合う。


「あら まあ〜 男? あんたさんは男なのかい? た ま げ た ねえ〜」

だがより驚いたのは清鹿でなく彼女であろう。

半ズボンの変態執事服のまま教授に駆け寄ると


「教授!ねえ あの子たら大丈夫なの?ホホホ」

「KOKOKO…暴走もないしなSafeティだな…」

「じゃなくてあの子ったら〜 女の子の制服ですよね 男の子なのにそんな格好ばっかりして変態クンですよホホホ… まったくもう きっとそのまま深夜徘徊してますよ 恐ろしいですね〜 そんなに男に抱かれたいの?かしら? あとなんか可愛いから食べちゃっていいかしら?オホホホ… じゅるり あらあら大丈夫よ治療になるの治療に 女の子を相手にすればキミも女の子を抱けるようになるはず、ホホホ…ウフフ…」


あのーーー可愛い女の子だけどちょっと待てぃ!!!!!!!!!!


お前の方が変態だろ?

あと常に何か恐れていそうだがお前の方が恐ろしいよ!


だが既に女装で頭がキメていたボクは頬を染めて視線を執事服の美少女から反らすしかなかった。


「あらぁふ〜ん 女装して女の子の下着まで穿いてしかも 化粧まですると気持ちまで女の子になちゃうんだ たまげたねぇ〜 いや 元からかしら? ならあれ あれ?」


継ぎ接ぎしたような膨大な魔力の塊のような気配が一瞬で消えると…


「では話の続きからカネ?」


閑話休題それはさておき

そうボクは夢を見ていた…


どうやら若い男女の営みらしい…


満月をバックにぬちゃぬちゃと愛を育む音が木霊する。

きっと数年ごしに成就された愛欲であろう…

恋愛にうといボクあるがなぜかわかってしまう…


そして彼は彼女の自慢の爆乳に吸い付くとまたイキすぎィてしまう。

どうやら刻印を刺激されるとイクらしい…


え?どこかで…


暗くてよく顔が見えないが違和感を感じる。

彼女の興奮に合わせて足元に激しく蠢く何かではない。


男に乳いじりされる度に過度に喜んでるベタ惚れなこの美女。

頭髪のお嬢様結びツーサイドアップのリボンとあと同じゴスロリ装飾が手首にも飾られる少女趣味でもない。

その美髪には青晶蝶モルフォチョウの髪飾りがまるで女王姫の王冠のごとく飾り立てる。ことでもない…


確かに妖艶だかうん、可愛い。そう妖艶可愛いのだ…

だがそれは彼女の内面も示しており時よりあどけない少女のような可愛い仕草を…あれ?


人間離れした紅宝石ルビーの瞳が輝いただけではない…


見るな!考えるな…!


ボクの頭に警笛が走る…


その長身の美女はご満悦であり抱かれた事によりお嫁さんになれたと嬉々としていた。それを見た彼は一瞬あっけに取られるもこんな魔姫が己のお嫁さんになりたくて堪らないベタ惚れであると知るともう有頂天になりシーツで真っ赤な顔を隠す可愛い悪魔をひっぱがしそして2人は幸せなキスをして終了…


にはならない…


なにかを十分にボクは悟るこれは単なる異類婚奇譚でもない…

もっとヤバイ何かが…


これは…

ええぇご名答ですのぉ、さすが私姫あたくしのぉ…


「うわぁああああああーーーーーーーーー!」


それは淫夢でありそう幻覚である。そしてその色白の美女が覚えた快感が洪水となってボクに共有される。


人間の男と魔物娘との甘ったるい禁忌なベッドシーン思わず興奮してしまったがふと己の変態性に気づいたそうボクは女の方の感情になっており男に抱かれる快感が脳に流れていた!


女になって男に抱かれたらどんなに、超めがっさ快感だろう?

好きな男に女として滅茶苦茶に抱かれるこの変態は止まらなくなり下半身が暴走勃起させていた!


…そして現在のこの診察室


「それで夢セイカネ?HIHIHI!!」

「きょ、きょうじゅ…教授ははく、早く薬を…」

女装した男の娘の瞳孔は開ききり痙攣しまくり可愛い顔をヨダレでたっぷり汚していた。


「記憶の制御ができないおお!ボクもう壊れちゃう!」


「あのさ…致死量が既に超えてるんだよね、でもこんなオーバードスでもキミ死なないでしょまあいいかKUKUKU!」

「早く注射して、ボク壊れちゃうよ壊れて食われちゃう、ここわいにゃああああーーー!」


「Shut up!!!!このオカマ野郎がAAAAAAA!!!!」

荒治療とスカートごしに勃起したショーツの中身を握られるそしてスカートをまくられる。


「あがぁあああーーーー!いやぁ!いやああああ!」

と尻にぶっとい注射を入れられ変態野郎に正義の鉄槌たるおしおき!が下される!


一発二発三発!…正義は勝つ正義は勝つ!そんなノリでいいや

なぜかビデオカメラが回って録画されておりそれを見たボクはもうわけがわからないが興奮し狂ってしまった!


「にゃああ!飛んじゃうよ!飛んじゃうよーーーーーーーーー!」

「Be quiet!!!!!!!!!うっさいーーー!好きなんだろキミ!生きてるて証拠なんだYOーーーーーーーーーー!」


だがそんなハードプレイも序章でしかなかった!


どんっ!


「もおしぃ、どこぞのやっさんか研究室におすようね?」

黒電話のように灯油をまいたのだろうか?腐ったタールの漆黒の香がする。


がっ!


貴族言葉いいや没落貴族めいた上品な言葉が聞こえると、何者かが工事用ハンマーでドアを叩き壊す破壊音が木霊した。

それは変態助手とはことなり正反対な気品あふれる口調であった。


がんぅ!どんっどんっ!


「ほな、ウチ入りやす‥」

じゅぼじゅぼと液体のぼずる音は既に人間の声色ではなかった


だが既にその声の主らしき人物は見当たらない。

そこで待っていたのは…


「やってるな!」

「やちゃう?おいおい!」

「やれやれ!」

「ぶちころせぃ!!」


モヒカンや肩パット専門店に行列を作って並んでそうな、いわゆるヒャッハー的な普通の夜刀浦渋谷の男子学生であった。

そんな普通の高校生らが欲望まかせに狭い室内に雪崩れ込む。そして数人お陀仏になるもそれでも乱入は1秒も止まらず雪崩れ込む!押しくらまんじゅう!

そして詰まれる金と日頃のストレスを五発目までイッた彼にぶちかましてきた!


「いだぃ!痛い!」

「痛いで済むなら警察いらねーんだよ!オラオラ!」

覆面の髭面デブな男子高校生が一度に3人も女装少年にアレすると一度に相手する数が6人9人…18人と常識外な相手になってくる。


それだけなら生優しいほうであり研究室の片隅に殺せ!殺せ!霊装兵ベンチャーホームレスが湧き出す始末。

外観は金持ちそものな格好をしており実際に大量の札束を持っていたがその金の出どころが汚く言えない程に臭くその悪臭は軽く見積もっても80,000ヘルツはある。

そしてホームレスピストルやらホームレスソードやホームレスアーマーや武装はもちろんの事、長期の路上生活での修行により鬼兵100人でも虐殺できる鋼鉄の肉体を得たホームレス空手など各種様々な界隈の手練れが集まっていた。


あまりの大金に取引が終わったように見られたがまだまだ序章であり、さすれば早朝の魚市場調の掛け声ともに大量の金が詰まれるがプレイ中のボクには何を競り合ってるのかわからない。

それを見た覆面ヤクザ風紀委員の師団が


「なにがってにやってるんだワレ!」

重火器で武装しそのまま市場の座席を蹴り飛ばし大勢で蹂躙しようとする。

師団の乱入と同時に青春ドラマよろしくとばかりにモヒカンバイク男子高校生の集団が苛立って乱入し釘バットを振り回す。だがそんな2グループの師団並の集団は一瞬で粉砕された!


「野獣?」

獣というわりには大柄である。酷い石油の腐った匂いがした。

何かの爆弾らしくそれはまるで黒い不定形な獣のように鋼鉄のバイクや重火器ごとミンチにして粉砕する。それはまるでB級南極山脈パニックコメディーラブロマンスエロ映画のように滑稽でもあった。

黒電話のようなギラギラした瞳で清鹿を凝視したがそれは特殊爆薬のようであり一瞬で獣は消えた。


「あーあー」

「やったたね清鹿くん」

「そうだ清鹿が悪いね…」

え?どうして?

闇社会に生きてそうな高校生が2グループを死体袋に詰め込みせっせと作業しながら女装少年にむけて冷たく哀れに視線を向けてる。


その横で油男タールマンみたいなのがメイド服を着たボクの動画を一生懸命にネットにアップしてたが、それすらもどうでも良いぐらいにボクはあっけにとられた。


そして気のせいかもしれないが札束が詰まれる音が聞こえた。

「連帯責任だね!おらおら!」

師団より大勢の人間の冷たい視線がささった時は冗談かとおもったが腰に響く鈍い快感に彼らが本気と正義を込められた事を悟る。

「ねえ?連帯責任て意味知ってる?」

彼らは何を連帯してるか尋ねるも

「しってるおおお!おらおら!」

7発8発と火に油を注ぐ


ネットに動画が配信されているならば学園の付近の夜刀浦渋谷の警察が助けてくれると思ったが考えが甘かった。


ヒッチハイクで無視されそうな黒肌の男が映像を操作するとそのモニターから夜刀浦の警察が絶対に来ない理由の動画が流れた。

それは人気動画配信者がボクがメイド服でアレしている動画を見て警察に通報しようとした時であった。


夜刀浦渋谷の武装警察が配信者とともに集まりこの研究室に突入数秒前のとき‥


っーーーードン!

まるで通報しようとしたスマホが油脂焼夷ナパーム弾のように高温で大爆発し広範囲を焼尽破壊し周囲の地形を変形させ隕石落下のような陥没をりだす。


どうやら何らかの闇のスキルを使用したらしい。

それを確認した闇部の生徒が成功報酬として変態霊装屋に大量の札束を受け渡す。

そう金金金…


「報酬だ、ご苦労さん」

「あら あら 毎度あり ありがたいねぇ 」


そして金が詰まれ…

暴力し…

そしてセックスに…


「な、なんなの、どうして?」

多すぎる登場人物に多すぎるよくわからんシーンはまるでボクがよく視聴するホラー動画チャンネルを見てるようであった。


金!暴力!セックス!それしか表現しようがないほどに最悪だが一番の悪は…


「ら、らめ、こんな大勢でされたらボク死んじゃうよ…」

「うわ、コイツ笑ってるわ…」

え?

知らなかった鏡に映る清鹿の顔は大勢の竿ヤクにそうまるでヤク中のように笑っているのであった…


男を相手するごとに興奮を覚えていく。…いやそんな生易しいモノではない普通あんな無数の男に襲われたらショックしするだろうがボクの意識はありいいや新鮮な男精が注がれる度にこの白い小柄な個体はビクビクと生命を活発化させやがて傷すらも…


そして肉体はすっかり変身しきっていた…

「ち、違うこんなのボクじゃうわあああーーーーーーーーーー!」

数秒後に絹のような断末魔が響く。


10発目までは覚えてるそこでボクの意思は甘い暗闇に沈んでいった…


そして…


「もうなにすんのよぉ…でも気持ちよかったのですのぉ…」

年頃の男の子の欲望をたっぷりぶつけられ、それら淫行をたらふく食った変身呪詛の化身はボンテージに包んだ女体を抱き抱え集団行為の快感の余韻に浸っていた。

そして昂る魔力にただ喘いでいた…憑依だけでも末期の肉体変異と性欲増幅の相乗効果により脳汁モノで気持ちいいのに、女になって男のエッチい事すると魔性がより肉体に馴染んでどんどんえっちになっていく。


それゆえ男精を喰らえば喰らう程に精神の変態や肉体の変質がより浸食できるようになっており。

ドクドクと音を立てながら淫因子が爆発増加するとそれだけでも人格さえ容易に変質や意識の改変もできる程のそう文字通りおかしくなる程の快感をあびてしまうのだった。


「ふーふぅふうううっですのぉ!」

憑姦の効果もあり肉体の淫化と伴い改造も着々と同化しつつあると、それが通常の人間では数秒で廃人になってしまう快楽となって跳ね返り飛びそうな絶頂にただただうっとり惚ける。


元の素材の影響だろうか、性的ないじめや強姦に非常に感じるようになってしまっていた。それと同時に恋愛要素も含んでの吸精であったためにたらふく食った愛欲のエナジーにもうもう永遠の時を生きた美しすぎる彼女でさえも堪らない糧となり


「くりゅ、アアンまたくりゅりゅ!」

変身を大勢の生徒に見られた快感にくわえ淫獣寄生体もいいや既に融合しきった淫獣器官はそれに共鳴して蠢きまくると捕食で得たカロリーもそれに火に油をまきやがて


ドビュドビュ…!どぼぼーーどびゅるううう!


とまるで中学年男子のように体内にたっぷりとエキスを分泌しまくり肉体の触手を勃起させながらこの魔姫はさらなる女体変態を迎えた!


ぼぼよぅーーん

「きゃぁん!!!」

一瞬でボンテージの胸部がめくれると白く巨大な乳房がベル状にゆれ完全にめくれあがったそれは極上のビンク色であった。


「みちゃいやぁん…はずかしいのぉ…」

一見すると妖艶な女王様に見えるもそれは化粧でごまかしているだけで長身の女体を手に入れたもののまだまだ小娘といい大人なのに可愛いという矛盾が取り囲んでいた男子学生らの脳を狂わす…


「さぁ次はどの殿方がお相手してくれるのかしらぁ?」

腰まで伸びる雪髪を蝶の髪飾りで整えながら

激しいプレイで食い込んだハイレグ尻を器用に整えるもその色白な美貌の顔の目元はこってりと赤面していた…


そしてゆっくりと変態肥大した乳房をブラにしまおうとするも白い巨大な塊がブルとふるえはみ出す。

それを精気あまた少年どもが血相かえた瞳で視姦するともうこの白い悪魔は堪らなくなり淫の虫が疼きフル勃起したぶっとい尻尾からエキスを漏らす。


「お、お前一体なんなんだ?」

「あらぁだだのオカマ野郎ですの、元々男の人が好きですのぉ…」


両手と両頭部をゴテゴテとリボンで飾り立てた可愛い妖女はそう私姫は男精の香で淫因子が再び燃え上がると、男を挑発するスタイルで床に寝そべった。


ほんとはアイツを食べたいけどぉ…


そんな寂しさを埋めるように右手で乳魔の刻印ごと自ら乳しぼりし左手でハイレグから指をさすりながら露出した下腹部のボンテージの魔姫の淫紋に指で女芯の肉の目をこすっていった。さすれば男男男…くうう精気がきもちいいだが…


「ら、らめえ。尻尾はらめええーーーーーーーーーーーーーー!」

10発目までは覚えてるそこで私姫の意思は甘い暗闇に沈んでいった…

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