【5着目】やっぱり女の子になりたいっですのぉ!
「こ、これって?ななんなんだよ?」
漆黒闇色のふわりとしたしかも二対の謎の布は伸縮性を帯びていて触れなくても甘い味がする奇妙な感覚に清鹿の意識が浸食されていく。
耳元で実態のない色欲が囁く…
希望の肉体を与えるだから対価として…
ボクが望んでいるなら男らしい体のはずだが、それではない。
胸の奥がムズムズして肉体が裏返る魔性感に襲われるもそれも一瞬で消え失せた。
「はあはあ、な、何これ?何なんだよ…?」
漆黒の布地は何に使用するのかわからない。
だが直視しただけでも何かに変身させられる快感に襲われ、よくわからずとも触れたくてあの謎の絹布を触れて変身したくて堪らない欲求に駆られておかしくなってしまう!
さすれば新たな欲望をその変身呪詛の謎布が感知すると瘴気が生き物のように
ぶじゅるるう!
まるでメス貝の潮吹きのように漏れほぐれ蠢くのだ!
それは餌を求める食虫花のように誘蛾灯のように欲望増幅ガスを放っていた。それを嗅いだだけでも
「うっ…頭が…」
甘い霧が意識をおおい、ついつい魔の布地に手を伸ばしてしまう。
「だ!だめ触っちゃ!」
間一髪ギリギリであった金属の装飾にかすった程度であり毒はほとんど受けていない。あぶなく触る所であった。
その謎漆黒布は、それは奇妙にもゴテゴテとリボンのような装飾もあり嫌でも謎の絹布は女を感じずにいられない。
だが指がかすった事により僅かに恋の謎毒が染み込み、微量でも理性を溶かすのに十分な感染度であった!
じゅる…
ねちょ…
それは愛欲の精気に飢えた可憐な少女の姿をした獣の舌がさえずり目の前の呪詛が牙をむく!
「おい嘘だろこれって?」
繊維から妄想のような魔力が流れる。それは麻薬の上位互換であり人を狂わすとなにやら幻覚か?魔物か?曖昧な何かがほざく。
そしてとうとうあの魔の姫の声が聞こえるようになってくりゅりゅ!
うふふっ…あなたも彼の気を引きたいでしょ?
なら悪い話じゃないはずよぉ…さあおいでぇ…
それは肉体を成立する前の快楽の魔物のようでもあり融合の対価には凄まじい魔淫なる性間がまっているであろう…
「う、う…」
そうだ、これは布地になんらかの薬物があってそれにより幻覚が生じるのだ!
だが記憶にまたモヤがかかると女の子が誘うような甘い香がゆっくりと染み込み手首の傷から感染すると理性を削る。
その快感の対価として何かの禁断知識が男の娘の中に入り込んだ。
例えるならば夢魔…
淫らな夢のごとく夢なる魔物、だが存在しない夢の中の悪魔であり呪詛やらの幻覚だどうせ。
だが人に淫な夢を見せ取り付き憑依する危険すぎるかつ愛された魔物てことかな。…何かが脳内に語る。
「なな?あれ俺の頭に直接に?ここえ?」
ハアハア…
ゆ、融合て何?
どうやら呪詛いいや麻薬めいた薬物効果を受けると一定の暗示をうけるらしい。
それによって瞳が空になり瞬く間に清鹿は興奮状態になっていた。
それは漆黒の生地布を見ただけで
もっともっと頂戴ぃ欲しいを乾くのぉ…
精気に飢えた快楽の獣の切ないかつ可憐な鳴き声が脳髄を揺るがす!
夢魔いいや淫夢の一太刀ともいえよう、甘い毒が確実に男の娘の脳を犯していった…
そんな恋毒の太刀の呪により感染しつつある男の娘にもこれがなんだかぼんやりわかってきた。
これは下着のようであることだ。しかも金銀の縁取りまであり下着より美術品に近い代物である。
そんな紅い宝石がちりばめられ目の前の餌に反応するように怪しく輝き飲み込もうとしている。
そう夢魔に取り憑かれると宿主は魅了興奮状態となり夢魔とヤリたくてやりたくて憑依相姦したくて肉体を差し出すであろう。
さすれば改造性感により触手プレイがまっており異質なめくるめくる人外快楽の果てに魔物としての肉体が露わとなる。そう肉体を改造されてしまうのだようは治療対象から退治対象に変貌している。人を誘惑してたぶらかすそして恋愛関係を迫る恐ろしい魔物であり彼女らおしかけ娘は淫魔とよばれる…
「くう、脳になんか入ってくりゅりゅ!」
ただ指が下着にかすっただけでも、そう恋の呪いの断片だけでもこの威力とは…
そう恋をした女の子は魔物になる…この二対の艶絹はそれを暗示していた…
恋愛専科、どんな男も落としてしまう恋の魔物…
そうこれは
どっくん!
「じょ、女性下着てことは?こ、これって女の子の下着なんだよな…」
これが女性下着であることに理解できた時間は何秒であろうか?
もうすでに清鹿の意識は変質させられてしまい変身したい欲求しかない。
興奮もやや収まり改めて艶絹を見ると、やはり下着というには高価すぎる美術品でありこれを穿く女性はまるで魔物のように美しい女の子なんだろう?
鈴蘭のレースもあり巨乳の若い女性向きみたいでありこんなエロ下着を穿いちゃう女の子なんてと妄想するとジワジワと男の娘の脳を浸食する…
この呪詛なる繊維は下着以外にも用途がありそうだ。
踊り子の衣装でも十分に通じまるでラノベ やエロゲに出てきそうな娘悪魔が穿いてそうな
そして感染しつつあるボクは床に叩きつけた
青と白を基本としたドレスであり編み上げスカートのコルセット能力が半端ではない。
こんなにゴテゴテと飾り立てられれば服装倒錯を発症させてしまう。
そうだちょっと幼く可愛い女の子がいい。身長も低くて黒いタイツも欲しいあとリボンのシュシュも…あ、あれ?
変身効果のあるそう魔法の下着が夢魔としての魔力を高めると漆黒の絹糸がまるで感染スライムのように分裂する。
それは…
「ガーターベルト?」
少女が纏うには漆黒下着同様にちょっとエッチいそうガーターベルトが出現すると更に分裂しクソデカリボンも出現する。そう腕に巻くちょっと
また淫魔は不死である
肉体を消失しても夢魔となり実態を喪失するだけで完全に殺す事ができない。
また淫魔には感染力が凄まじくスライムのように分体やら分裂はもちろん融合すらできる。
そうその気になれば洗脳なので人間を支配できる。だが気に入った相手には恋愛による食事をし魔術洗脳をかけず精神支配を直接にかけないのだ…
ならなぜしないのか?
「それは彼氏に怒られてお嫁さんにしてもらえないから…」
ウフフご名答ですのぉ…ならご褒美にぃ…
ビクンと男子学生服のズボンが硬直すると清鹿の意識に甘いモヤが再来する。
「あ、あああぁん…ですのぉ」
一瞬だが意識を失いそうになるも、ゆっくり服を脱ぎそうになっていた!
「な、なにやってるの俺は?」
このドレスを着たい!だから…
すると魔法ショーツからジュルジュルと触手音が聞こえる。
「ひぃひいい!」
そう下着の内側に夢魔の触手が生えていたのだ!
それでも魔法下着を穿いて肉体を変身させたい!
何に変身したいか興奮しすぎてもうわからなくなっていた!
欲求がたままり上半身裸になると夢魔艶絹が清鹿の肉体を取り込むごとくと淫気を放つ。
するとズボンの中の欲望がより燃え上がるとギンギンに勃起した発作物はより興奮してしまっておかしくなる。
もう目の前の女性下着を穿きたくて禁忌の快感を得たくて堪らなくなってしまったのだ!
肉体が欲しい…!!!
夢魔は憑依して魂を奪って宿主を淫魔に変身させたい…
そして彼は夢魔艶絹の女性下着で女の子の肉体を得たいという欲望が重なり、そして指を触れた時であった!
ビリビリ!!!!
甘い電撃が前後の記憶をショートさせた!
「あっーーん!ですのぉ!」
ぼよよーーーっん!
そして現れたのは夢魔シルクのブラに包まれた特大なおっぱいであり、それが上下に激しく揺れると思わず弓なりになった
「くぅ…む、胸が気持ちいいっ!」
異質な快感の波にもう全身が取り込まれてしまい人格すらも清鹿の人格なんか容易にねじ曲げた!
そして汗ばんだ艶かしい肉体はゆっくりと鏡を見上げると…
「なんなんですのぉ?…こ、これが?って?えこれが
鏡に映ったのは男の娘な清鹿の姿ではなかった。
腰まで伸びる美髪に艶やかな下着姿は一瞬、絵画がそこにあるのかと錯覚するぐらいの怪しげで可愛い女の子の姿であった。
そう変身魔法下着少女が顕現したのだ!
清鹿は女の子になってしまった…
でも…
「ああん、この魔法下着ぃて、もう欲望が暴かれてたまりませんのぉおお!」
ぼ、ボクは女の子になりたかったんだああ!
「どうしよう…私姫たらかわいい…のぉ」
だだでさえ可愛らしい顔つきの清鹿であったが女の子になった事により、その姿はより愛らしい美少女となっており溶解した精神はより女の子として固められていく。
そして両腕を抱え漆黒のブラから谷間クッキリとしたおっぱいが、むにゅ!と音を立てれば女の子の甘い言霊まじりの喘ぎが聞こえる。
すごいわ、これってまるで本物の女の子みたい…
あら?私姫は女の子なのよ…
そうよ美少女なのよ…
変身魔法下着少女はそのまま床に投げ捨てた女子制服を見据えた。
女の子なら、女の子であればこれを着ても変質者でも変態でもないわ…
そして下着姿の女の子はゆっくりと制服を見に纏う…
さすれば、もう童貞を殺す服の乳袋がヤバイこと…
「うっふん…」
なんて気持ちいいのかしらぁ…
もう
だめ、どんどんエッチな女の子になちゃう…
「うふふっん女の子としての肉体さえあればぁアイツも私姫を彼女にウフフ…」
そして清鹿の中に清香という女の子としての自我めいた淫因子が確立する。
その中で彼はゆっくりと漂っていた。
もっともっと!
もっと、もっと気持ちよくなりたい、と女の子の快感を追求した、その時であった。
ガチャ…
「おい清鹿やん、おるやで?あんさん、やってしまいましたなあ…また癇癪おこしてスマホ壊したやろ?くくっくっ…」
三白眼の眼光が光るいかにも目つきが悪い。
学園寮の清鹿の自室に1人の男子生徒が、そう突然に入ってきたのだ。
虎がかったエセ関西弁が室町幕府のごとく耳につくそう見なくても、声だけでもわかる程に下衆な面である。鎌倉幕府もびっくりな程に下衆であった。
下衆い下衆く下衆の中の下衆であり、室町幕府のあまった
そんな下衆はもちろんにノックを無しで入ってきやがる。
がちゃ!ばき!
鬼のような握力。これはドアが破損する音。そうだ、鍵がかかっているのに手慣れた手つきでこじ開ける様はいつも彼がやっている事である。
それゆえ大型掲示板によく批判スレが立つがこの下衆はいっこうに気にしない、むしろ歓喜している疑惑があり清鹿と違う方向での下衆も危ない、……いいやだだの下衆だ。
その下衆は、そう清鹿の悪友である
悪友と同時に幼なじみであり普通の家庭とは違うがようは家族ぐるみの付き合いに近い。ずっとコイツとボクは生きていた。そしてもっともっと…
清鹿いいや既に清香として変質を終えた彼女はさらなる永遠を望んでいた…
友達よりももっと上の仲に…
変身魔法下着の色欲術が彼女の欲望を暴きくりゅ!
どーせコイツなんかに彼女なんてとうていできない。
それでもセクシーなおっぱいお姉さんが彼女に欲しいとかほざく下衆の極みである。
ならお姉さんままだ無理だけでどおっぱい美少女ならここにいるわウフフ…
淫魔の瞳が輝くと…
それを見据える下衆は下衆でも、外観は男性モデル雑誌の表紙に務まるぐらいの顔立ちであるが、その下衆な口調は絵に書いたような、としあきでしかなかった。
それゆえ頻繁に女子生徒から告白を受けるも数秒で逃げていく。それを遠目からつまらなそうに見る少年がいたそして女の子が逃げるとホッとした仕草をする。だが下衆はそれを見逃さず彼の尻をさわったりふざけてキスするそぶりをしたり彼を怒らそうとする。
さすれば周囲の腐女子どもが目から血をながす程に喜ぶという感じで既にいつ爆発してもおかしくない状態でそう既に手遅れだったのだ。
ボン!
時間切れらしい…
「え、み見られた?ぅそ、こ、この姿おぉおん!そんなぁ、嫌だぁわん…」
ちょっとまて!
まだ心の準備が!
どうしようっ!
女の子になった姿を見られちゃったイヤンっ!
夢魔艶絹からの夢魔の憑依が肉体に馴染んでおらず元々弱い精神であった清鹿から剥がされてしまった。
「お、おま?なんや?その姿あw」
流石のとしあきでしかない俊晃であったが顔が赤くなるほどの衝撃を覚えたようだ。
パンーーーーっ!
そして剥がれかけた呪いがついに溶け頭の中で甘い風船が弾ける音がするといっきに憑姦の甘い毒霧から清鹿は覚めてしまった!
ち、ちがうボクああっ!
み、見られるか、快感!
夢魔の世界との接続が途切れ
だが…
「ウフフ、どうかしら?ボクたら可愛いかしらぁ、とっしぃ…」
再び女の子になりきった、私姫は自然とスカートの両端をもって軽く会釈すると男を誘う仕草をとってしまっていた。
完全にメスの顔になりもう『お嫁さんにもらって』と顔に書いてあるぐらいに惚けて手遅れ状態であった。
さすれば
頭にリボンをこってり整え男が好きな女の子を熟知しすぎている。
愛欲魔姫生成・
だって、呪詛繊維の暗示なんて関係ないわぁ、だって元々変態ですのぉ…
と淫魔を冠する美少女もどきはニッコリと笑った
---すいません-ちょっと更新遅れて6着目来週になります- - -【6着目】清鹿クンが女装姿でアレされちゃう!(たぶん次回で1話目最終)- - -でお会いしましょう- - -男に戻ったTS美少女があっーーーーされます!だったらいいなぁ---
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