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5月7日


 大きく手を加えたい箇所はいくつかあるものの、手がかかりそうな新しい密室から取りかかることに。といってもなにもアイデアがなかったわけではないので、細かく詰めていく作業。

 しばしば選評などで指摘される「ミステリらしさを出そうとして入れたのだろうが、途中で無理に詰め込んだ密室が浮いている」問題には気を配らなければなりません。

 ましてや最初に書いたときから時間が経過しているので、どうしてもトーンやテンションの違いもあるので、より馴染ませる配慮が必要です。

 加筆したものが挟み込まれる前後を読み直し、物語の流れを頭に馴染ませてからでないと、書き始めるのは危険かもしれません。

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