二人三脚

勝利だギューちゃん

第1話

今、スタート地点になっている。

目の前には、道はない。


これから僕が歩いて、道を作る。

そして、僕の後ろに、道が出来るのだ。


「高村光太郎だな・・・」


そして、その一歩を歩くために、踏み出した。

千里の道も一歩から


まず初めて見る事が、大切なのだ?


≪過去に戻りたいとは思わない?≫

「思わないよ」

≪修正したいのも、あるでしょ?≫

「確かに・・・でも・・・」

≪でも?≫

「仮に修正できても、他の事で過ちを犯してしまう」


そして、結局は今の自分がいるのだ。

過去の自分は、その時の自分にベストな選択をしてきたのだ。


そして、今がいる。


≪ねえ≫

「どうした?」

≪今から、君が歩く道は?≫

「それは、これから決める」


≪ねえ≫

「今度は何?」

≪君の歩く道、これからは、私もいていいかな・・・≫

「どういうことだ?」

≪女の子に言わせないでよ・・・≫


「わかったよ。じゃあ」

「うん」

「一緒に行くか?」

「ふつつかものですが、よろしくお願いします」


1人で歩くよりも、二人三脚がいい。

互いに支え合い、そして、道を作っている。


後進は・・・

新しい命に、託そう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

二人三脚 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る