76話 身体能力だけなら超一流。



出鼻を挫かれつつ、

冒険の間の草原フィールドダンジョンに

着き、ガンレットを装備しながら

安全地帯で一服する

戦意向上では無くリラックスの方である。


リズ「最初にこの入り口から左に時計周りで

   ボスを倒して行きましょう

   最初のボスは左に真っ直ぐ

   3キロ程度行った場所に居ます」


そう言ったリズはいつも通りに、虚空のルームへと消えて行った。

   

直人「スゥゥゥ、、、ふぅぅ、、、

   あぁ、了解した。

   ボスの場所までにもモンスター

   居るだろうからな

   道中そこで加減しながら

   今の力を試すか、、」


そう呟くと大剣をアイテムボックスから出し

感触を確かめる様に数回振る、、軽い、、

もはや、指揮棒並みの軽さ


直人「なるほど、ここまで違うか、、、」


大剣をそのまま持ちながら軽く走る、、、


直人「やれやれ地面もガラスの

   上を走ってる様だわ

   力むとうっかり割ってしまいそうだ」


リズ《進路上1キロ先三つ目狼モンスター!

   数5、三つ目狼ボスも居ます!》


ルームに退避したリズの声が頭から聞こえる



直人「了解した!」


直人にとっては軽いジョニング程度、しかし、客観的には猛スピードで移動する

物体、、、間も無くモンスターと接触する、その際、大剣を壊すかもと不安になった直人はアイテムボックスに大剣を仕舞うと、

まさに衝突寸前のモンスター達に

手刀で対応した。


(まずは一匹目、)

ズバン!ミンチになった


(むむ、2匹目)

ズン!ミンチ2つ目


(ならこうか?3匹目)

ヒュン!綺麗に2つに


(なるほど4匹目)

ヒュン!今回も綺麗に2つに


(ボスか、なら)

ゴッ!頭蓋骨粉砕


リズ《モンスター回収後は、

   ボス手前200メートルに

   モンスター4匹!新手の相手です

   準RANK3相当、

   球体の体を回転させながら

   攻撃するモンスターです!》


直人は了解と返事しながら

モンスターを回収し、

そこから1キロ程進むと

直径3メートルある

岩の外皮を持つ球体が直人目掛けて

回転しながら向かってきた。


直人「卵を思い出すな、

   どれ、どれくらい強度あるかな?」

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