47話 ギルドカード

感動した直人は

膝立ちになり、

両手を合わせ目の前のリズに

感謝を込めてお祈りした。


そんな直人の行動に少し照れるリズであったが、いつまでも祈りをやめない直人に

やんわりと次の行動を指示する


リズ神に祈りを捧げた後

カウンターらしき場所で、

ようやくギルドカードを発行し始めた。



リズ「では、手の形をした場所に

       右手を添えて下さい」



はいよーと返事しながら手を添える



直人(なんか、あっさりしてるなぁ、

   冒険者ギルドで登録って言ったら

   脈絡もなく突然絡んで来る

   見た目強そうけど弱いって言う

   意味分からねえDランクとか、

   信頼と実績が無いとなれそうに無い

   Cランクの割にガラ悪過ぎる奴とか

   絡んでくるイベントは無いのか、、)


リズ「はい、出来たようです

   正面にある機器から

   取り出してください」



直人「おぉ、意外と大きいな、

   キラキラしてるし

  (クレジットカード

    4枚合わせた位あるぞ)



リズ「はい!

   マスターの特に大きと思います」


リズの言葉に意味深な事を想像した直人


直人「俺のが大きいって?

   ふむ、リズ、コイツを

   見てくれて、コイツをどう思う?」



リズ「??マスターに

   見合ったギルドカード

   だと思います」


当然期待したセリフは返って来ない。


直人「あ、うん、まぁ、

   そうだよね、ありがとう」


何故かちょっとシュンとしてる直人

そんな直人に疑問を感じながらも、神紋との融合を促した。


リズ「では、そのギルドカードを

   神紋に当てて下さい、

   当てると間もなく

   融合を開始します、

   痛み等は無いと思いますので

   安心してください」


リズの指示に従い神紋に当てると、ギルドカードが光の粒となりそのまま神紋に吸収されるように、消えていった。

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