祭典

あゝ、かなしい

あゝ、くやしい

しかし時代は寛容で残酷であるからに

人は人なりに知恵を絞ってたのしんだ

明日も明後日も同じ日はこない

元には戻れない日常を

たのしんで、たのしんで

少しだけ怖がっている

それが後の祭りであるからにして

今日だけ必死に生きようではないか

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