夢の無い男

今日の朝御飯の時、何かの話題から妻の結婚指輪が失くなったことを息子に指摘されたときに、妻が「そう言えば、結婚指輪を買うとき、このダイニングテーブルの値段と同じだとか言ってたよね」と私の失言を思い出しながら、矛先をこちらに向けてきた。

それ以外にも、まだ妻と結婚する前に妻は僕と花火大会に一緒に行きたかったらしいのだが、僕が「人混みが嫌い」と言ったことで諦めたという話も蒸し返してきた。

だから、とりあえず話を終わらせるために「そういうところがあるから【夢のない男】なんだね」と前からこういうときに妻から言われる言葉を自ら言った。


思い返すと、初めて二人で観に行った映画も妻が観たい映画ではなかったようだし(もっとロマンチックなものがよかったそうだ)、

こんな失態ばかりしていて、よく結婚できたものだなと自分でも呆れてしまう。


息子には自分を反面教師として、将来を上手くやって欲しいが、彼の場合は目先にあるのは大学受験なので、そちらにしっかりと注力して欲しい。彼も高2にも関わらず、行きたい大学を明確に決めてないので【夢の無い男】のようだ。スマホゲームやスプラ2の方が楽しいみたいだ。orz


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る