先日のこと。夕御飯時、テレビで懐かしの歌のランキングみたいなものをやっていた。

丁度、おニャン子クラブが紹介されていたが、暫くして私が「おニャン子クラブって誰が居たっけ？」と妻に問いかけた。

妻は「新田恵利とか工藤静香とか国生さゆりとか」

僕はおニャン子クラブはそれほど興味を持っていなかったが、2人だけ好きな人が居た。そのうちの一人を思い出せなかったので、

「他に誰か居なかったかな？」と再度話を振ると、妻は

「他には、河合その子とか！」

僕は、あぁ思い出したとばかり「！！」「僕は河合その子好きだった♪」と口にすると

妻は「実は高校生の時、河合その子に似てると言われてたんだよね」とカミングアウト！

僕は「えっ！そうだったの？」と言いつつ、河合のその子の脳内イメージと妻は少し違うかなと思って、スマホで河合その子を検索した。

画像を見ると確かに若い頃の妻に似ていた！

何だか少し嬉しくなったので、息子にも「河合その子はこの人だよ」と言いながら画像を見せた。

息子も「本当だ！似てるね」と言って、その後、2人で妻のことを「その子ちゃん」と呼んでいたら、妻の機嫌が少し悪くなってきた。「どうしたの？」と尋ねたら、「何か美白の女王の鈴木その子みたいに言われてる感じがして嫌だ」と言われた。。。

家庭の平和のため、「その子ちゃん」は封印されることとなったのであった。。。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい