誰かに向けてるひとりごと

3日目 今日こそは

彼曰く、今日こそはやってやるんだよ。

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昨日失敗して不完全燃焼に終わったUQモバイル乗り換え物語。

今日こそはやってやるぞ、と言う気持ちはきっと私だけじゃない。

店員さんも同じはず。

一瞬ポンコツになったサーバーも１日経てば治ってるでしょ、人間と同じ。

世間がコロナだかでうるさいけど、一向に私には感染している気配がない。

正しくは感染はしているかもしれないけど、少なくとも発症はしていないってこと。

発症したときの見分け方とかもネットで一時期騒がれていた。

味を感じなくなるとか、耳が聞こえなくなるとか、異常なほどの高熱が出てずっと続くだとか。

眼の前で小さな虫とかが舞っているように見えるとか、足の裏の古い角質が妙に気になるとか、立っていると右と左の体のバランスがおかしく感じてラジオ体操したくなるとか。

体の癖ってなかなか抜けない、よくないところ。

今日こそは携帯変えるぞって言って１カ月経ったし、今日こそは朝の内に洗濯回すぞって言って３時間経って昼過ぎてるし、今日こそは新しいバッグ買うぞって言って３年は経ってる。

いい加減買えばいいのに、今日こそ。

誰でも最初は怖いもの、一歩踏み出すのにためらってたらいつまでたっても前に進めない。

大好きな靴だろうが、危険な道だろうが、どうせ汚れるし、道は道。

歩けばそこに踏み込める場所があるんだから。

ないと思うのは勝手だけど、自分でその道がないと決めてしまうのはよくないと思う。

今はお金がなくても、他に買い方はある。

この世の中で何かを買うには他を犠牲にすればいい。

そう世界には借金というダークロードが・・・。

さすがにそこに手を出したらよくないと思っている自分。

どうしたらお金が貯まるかを考えている自分にはきっと難しい。

だって計画性がないんだから。

今日こそは、今日こそはって思ってた結果、未来の計画を自分でおじゃんにしている。

いつも通りと言えばいつも通り、子供っぽいと言えば子供のころから変わらないから言いえて妙ね。

私の人生は常に童心が隣にあるってことか。

子供心を忘れないようにするのって大事だ。

大人になるとすぐ子供のころのことを忘れる。

子供のころに戻りたい、あの頃は何でもできたのに、って言っている今の方が何でもできるはずなのに、子供のころみたいにやりたいことができてない。

だったら子供のころのあの夢想家な自分の方がきっと楽しい。

計画性がなくて、なんでもやってみてから考えて、失敗ばかりして怒られて。

子供の方が勇気あるし、今日と思ったことを今日やってる。

大人の自分はどうだろう。

そう思ったら大人にこだわる必要もないかなって思うようになった。

多少なりとも子供っぽいところがあった方が、楽しい生き方ができるって。

未来の想像ばかりで満足しているようじゃ、いつまでも道の先は見えない。

たまには今日の目先のことに手を伸ばしてもいいんじゃないかな。

ほら、あれだけ足踏みしてた乗り換えも、サーバーが復旧すればすぐできた。

新しい世界は意外にすぐそこにあるんだね。